平成30年7月8日(日)、今年も情報システムズ専攻と数理学習センターの連携による「ITスクール2018」が本学204教室にて実施されました。当初予定の平成30年6月16日から、台風のよる日程変更となったため、参加人数が少ないと心配されましたが、国際学群の1年次5人、大学院修士1年次1人、それから、高校3年生1人も参加し、合計7人の参加となりました。
今年は「とある情報社会の通行手形~パスポート~」というテーマで、5つのプログラムが実施されました。前半は、実際のPC、ハードディスクを分解しながら、PCの仕組みを理解し、ミニ講座「OSとは?~とあるOSの過去・現在~」で理解を深めました。それから、RasberryPiを使用したPC(pi-top CEED)の組み立てで前半を締め、後半は、完成した自作PCを使用し、MSLCのチューターを中心とした、「Scratchプログラミング」と「Mathmatica」の演習が行われ、盛り上がりは絶頂を迎えました。さらに「とあるIoTのしくみ」で、PCに追加したセンサー(SenseHat)で気圧を測定したり、事前に設置されたIoTカメラに接続して動画を確認するなど、コンピュータが得意ではない学生でも、簡単にIoTを実現できるということを体験しました。
最後は、「とあるドローンのデモンストレーション」で、毎年恒例になっている、ドローンのデモンストレーションを行い、ドローンからの全体撮影で幕を閉じました。
報告:天願健(経営情報教育研究学系 上級准教授)
「とあるPCの組み立て」
RasberryPiを使用したPCを組み立てる参加者