第32回名桜大学陸上競技記録会
(7月28日名桜大学多目的グラウンド)
名桜大学の多目的グラウンドで第32回名桜大学陸上競技記録会が行われた。役職が入れ替わり、新体制となった陸上競技部にとって初めての記録会であった。沖縄県内の大学や高校に加え、一般参加者を含め約150人が参加した。競技は、男子5000m、女子3000m、4×100リレー、400m、1500m、400mハードル、100m、走幅跳、三段跳が行われた。それぞれ自己ベスト更新を目標に自分たちの力を出しきった。
男子100m走では、岡崎隼弥(ス1)が10秒66と自己ベストとなる走りをみせた。追い風2.0という好条件に恵まれた環境の中、スタートからスピードに乗ることができていた。「当日のコンディションがよくなかったが、自己ベストが出てよかった」と振り返った岡崎。「次回の記録会に向けて大幅にベスト更新できるように調整したい」と意気込みを語った。
女子100m走に出場した宮城如(ス4)は、スタートの出だしが良く序盤からスピードに乗ることができていた。しかし、後半に伸び悩み12秒95で「今シーズン自己ベストを狙って調子は良かったが、結果にあまり満足していない」と述べた。
1500m走では、大城希月(ス1)が4分05秒07でフィニッシュした。「普段のレース通り前半粘って後半にスパートをかけるという走りができていた」と大城。先頭のペースが速い中で序盤から終盤まで自分のペースを保つことができ、3着と軽快な走りをみせた。先頭に流されず、自分の走りをすることが結果につながった。
晴れの中、行われた今回の記録会では傷病者を出すことがなく無事に終えることができて良かった。給水所の設置や、塩分チャージタブレットの配布など参加者に対して様々な配慮が行われていた。「新体制となって初めての名桜大学記録会だったが、運営をスムーズに行うことができた」と下地伸征主将(ス3)。器材トラブル等で運営が遅れることがあったが、片付けを含めて運営をやり遂げることができた。選手が協力し合う姿を何度もみることができ、チームの雰囲気が良く感じた。この調子のまま記録会や大会に向けて頑張ってほしい。
体育会新聞部 スポーツ健康学科3年次 原田乃護
100m走でフィニッシュする下地伸征主将(ス3)
スタートダッシュを決める宮城如(ス4)
後半にスパートをかける大城希月(ス1)
自己ベストを記録した岡崎隼弥(ス1)
名桜大学陸上競技部