国際学群国際文化専攻菅野ゼミから、2016年度卒業生・戒田峻さん(沖縄県立名護高校出身)に引き続き、今年は現役生の佐藤孝亮さん(4年次、宮崎県立宮崎南高校出身)が、国立政治大学大学院および台湾政府「教育部台湾奨学金」に2年連続での合格を勝ち取りました。国立政治大学は、国立台湾大学と並ぶ台湾の最難関校です。以下、快挙を成し遂げた2人からのメッセージを紹介します。
報告:国際文化専攻長 菅野敦志(国際文化研究学系 上級准教授)
私は現在、台湾奨学金を受給しながら、国立政治大学国家発展研究所(大学院)修士課程で、政治発展理論や経済発展理論などを学んでいます。台湾有数の大学であるため、入学当初は周囲のレベルとの差に圧倒されて思い悩むこともありました。ですが、このような厳しい環境に身を投じ、成長のため努力する経験は、必ず自分の糧になると信じています。この経験を活かし、将来は地元沖縄の発展に貢献することを目標としています。
思い返せば、私が今ここで学ぶことができているのは、国際文化専攻東アジアコースでの経験によって得られたものであることに間違いありません。大きな刺激や気づきを与えていただいた名桜大学、その他多くの関係者の方々に感謝しています。
国立政治大学国家発展研究所修士課程1年次 戒田峻(2016年度国際文化専攻卒業、沖縄県立名護高校出身)
この度、台湾政府の「教育部台湾奨学金」に採用していただき、2018年9月から国立政治大学国家発展研究所修士課程に進学します。国際文化専攻東アジアコースでの専門的な学びや、国立高雄大学での留学経験があったからこそ、今回の大学院と奨学金の合格につながりました。大学院進学後は、中国語力や専門性により磨きをかけ、台湾をはじめ、広く海外で活躍できる人材になりたいです。推薦状を書いてくださった指導教員の菅野敦志先生と高安美智子数理学習センター長に感謝の言葉を申し上げます。
佐藤孝亮(国際学群国際文化専攻4年次宮崎県立宮崎南高校出身)
国立政治大学正門の前で、佐藤さん(左)と戒田さん(右)