2018年4月20日(金)、学生会館SAKURAUM3階の大講義室において、前学期学習支援ボランティア交流集会が行われました。この交流集会の目的は、学習支援ボランティアに関する情報交換と学校及び学習支援コーディネーターが、ボランティアに興味関心のある大学生との直接交渉を行い、ボランティア学生を獲得することにあります。
はじめに、「宜野座村漢那区高等学校学習支援ボランティア」に参加した佐次田朋代さん(国際学群2年次)による実例発表や本学学生が務める無料塾「名護市学習支援教室ぴゅあ」、「名護市学習支援教室きじむなー」の活動報告がありました。つぎに、各学校及び団体の方々より、ボランティア学生募集の紹介、交渉が行われました。今回は本学学生50人、学校・地域関係者約21人の参加があり、学生11人のボランティア先が決定しました。
ボランティア活動に参加する学生の多くは、教員を志望しています。ボランティア活動を機に、教育現場で子どもたちと関わることで、将来の教員像を思い描くきっかけになってほしいと思います。
報告:教員養成支援センター係員 東江もも香
参加学生の声
吉田 空平(スポーツ健康学科3年次 広島県立広島国泰寺高校出身)
私はボランティア交流集会で、大宮小学校での水泳指導ボランティアに参加が決まりました。今、教育現場では「即戦力」が求められています。私には中学校の保健体育の教員になるという明確な目標があります。ボランティアを通して、学校の先生はどのような授業を展開しているのか、それに対する児童生徒の反応を実際の教育現場で学び、教育者を目指す上で、少しでも生かすことが出来たらいいなと思っています。また、たくさんの子どもたちと触れ合い、笑顔あふれる楽しいボランティアにしたいです。
佐次田 朋代(国際学群2年次 沖縄県立球陽高校出身)
昨年度、私は宜野座村漢那区高等学校受験支援講座に参加して受験生のサポートを行いました。初めての挑戦に不安はありましたが、活動が始まって生徒たちと一緒に勉強してみると、不安は楽しみに変わりました。また、活動の際に悩んだときは先輩方やセンターの方に相談し、助けていただきました。この半年間の活動でさらに教員への憧れが強くなったので、今年度も参加してスキルアップしていきたいです。
ボランティア活動の実例発表
学校関係者によるボランティア募集の紹介