名桜大学から数多くの卒業生が社会に向かって大きく羽ばたいています。様々な分野で活躍する卒業生を紹介します。
毎日が新しい発見!現地の人と触れ合えた8ヶ月間
人間健康学部スポーツ健康学科(2016年度卒業) 宮里 恵利香さん
私は国際交流基金が行っているプロジェクト「日本語パートナーズ」という活動に参加させて頂きました。日本語パートナーズはアジアの中学・高校などの日本語教師や授業のアシスタントとして日本文化の紹介を行います。私はインドネシアの南スラウェシ州にある高校に派遣され、そこで8ヶ月間活動を行ってきました。
日本語の授業は現地の日本語教師(インドネシア人)が主体となり、私は主に発音のモデルや話し相手になることでサポートを行いました。現地では打ち合わせをする習慣がなく、授業に入るときはいつも何をするのかわからないまま、パートナーの先生の要求に合わせて活動を行うことがありました。活動をしていく中でその状況に対応できるようになり、授業単元にあったゲームやフラッシュカード等の教材作成をあらかじめ準備し、パートナーの先生に提案するなどの補助を行いました。活動を行っていく中で、文化や習慣の違いによってうまくいかないときもありましたが、その場合は自分の考えを押し付けるのではなく、一度現地の人の考え方を受けとめて、その後どうしたらより良くなるかを考えて行動するよう心がけました。この経験のおかげで自分の考え方や価値観が大きく広がりました。
国外留学を考えている学生は、大学生活では自由に使える時間がたくさんあると思うので、その時間を活用して迷いながらも様々な経験をすることをおすすめします。
一緒に活動を行った カウンターパートの先生方 |
みんなの前で発表する生徒 「ここはどこですか?」 「職員室です」 |
作成したフラッシュカードで 単語の練習 |
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インドネシアの文化を教えてくれた 職員室の先生方 (ご飯を手で食べました) |
沖縄の観光地を日本語で紹介。 興味津々に聞いている生徒たち |
プロフィール
2012年4月 スポーツ健康学科入学、ハンドボール部入部
2014年8月 フィリピンへ短期留学
2015年8月 本学派遣交換留学生としてタイへ留学、帰国後オーストラリアへ短期留学
2017年3月 スポーツ健康学科卒業、高校教員免許(保健体育)取得
4月 国際交流基金プロジェクト「日本語パートナーズ」へ参加(2018年3月まで)