私たち前川ゼミは食育について研究するゼミです。また地域の幼稚園や公民館など様々な場所で、演劇を通して食事バランスや生活リズムを整えることの大切さを楽しく伝える活動を行っています。昨年4月に先輩方から活動を引き継ぎ、最初は恥ずかしがっていた私達も、回数を重ねるごとに劇や配役に愛着を覚え、改善・改良を加えてより高度なものへと仕上げてきました。
平成29年12月8日(金)、JICAの研修生のみなさんと、本部町の幼稚園で食育劇を実施しました。JICA研修生のみなさんの配役はゼミ生が演じるバイキン大王の子分たちです。普段は少人数で行う劇なので、大人数で行うことで劇の意図や内容がしっかり伝わるか不安でしたが、JICA研修生のみなさんの個性あふれる演出と全員の連携がうまくいき、終始笑いの絶えない楽しい劇を演じることができました。
JICA研修生のみなさんからも、劇を通して食事や生活リズムを整えることの大切さを子どもたちに伝える活動は素晴らしい、それぞれの国に持ち帰って実施したいとコメントをいただきました。大袈裟かもしれませんが、世界中に前川ゼミの食育劇が伝わっていくと思うと胸がとても熱くなりました。また、大学で学んでいることやゼミ活動で行っていることを地域だけでなく、国境も越えてたくさんの方々と交流できたことを誇りに感じます。今後も食育劇が子どもたちの生活習慣を整えることの一助になるという意識をもって活動を続けていきたいと思います。
報告:岡野京介(スポーツ健康学科3年次、千葉県立佐原高校出身)
疲れて眠っているバランス戦隊とバイキン大王一味 | 開演前にJICA研修生の皆さんと |