平成29年12月2日(土)、第13回名桜大学懸賞作品コンクール表彰式がサクラウム6階スカイホールにて行われ、山里勝己学長から入選者に賞状と副賞が授与されました。
同コンクールは名桜大学の文化事業のひとつとして恒例となっており、高校生以上の県内在住者を対象に附属図書館が主催しています。今年度は、小説部門に7編、詩部門に9編、短歌部門に21編の応募がありました。入選作品は下記のとおりです。
小説部門 | 最優秀賞 | 該当作なし | |
奨励賞 | 桜を包む碧い空 | 砂川 とおる(一般) | |
奨励賞 | 「サイパンと真夏と僕と。」 | 坂本 里穂(名桜大学国際学群3年) | |
奨励賞 | モーリーズ・カンパニー | 岡 楽真(一般) | |
詩 部 門 | 最優秀賞 | 該当作なし | |
奨励賞 | 孵果報(シディガフー) | 平良 ゆかり(一般) | |
奨励賞 | かんぺきのうた | あさと よしや(一般) | |
奨励賞 | 「過去、馬にまたがって」 | 名護 大輝(沖縄国際大学2年生) | |
短歌部門 | 最優秀賞 | 該当作なし | |
奨励賞 | 吾子は言葉遊びのように | 波照間 千夏(一般) | |
奨励賞 | 血が出るまで、噛む。 | 犬濱 あした(一般) | |
藍建てる人 | 山下 葉子(一般) | ||
過去から今、そして未来へ | 横岡 怜海(名桜大学国際学群3年) |
表彰式出席者(前列:山里学長及び入選者、後列:審査員) |
〈 受賞学生のコメント 〉
小説部門 奨励賞 「サイパンと真夏と僕と。」
坂本里穂(国際文化専攻3年次、佐賀県立佐賀西高校出身)
本作品は、名桜大学国際文化専攻の必修科目「現地実習東アジア台湾コース」での学びを通して生まれた作品です。サイパンの日本統治時代について学ぶ過程で、文化の伝播や戦争の悲惨さなどに深く共感し、忘れてはいけない歴史があるということを知りました。
今回の作品が奨励賞を頂くことができたのは、この現地実習で菅野敦志先生のコーディネートがあったからこそと思います。誠にありがとうございました。
短歌部門 奨励賞 「過去から今、そして未来へ」
横岡怜海(国際文化専攻3年次、北海道北見柏陽高校出身)
このたび、「現地実習東アジア台湾コース」で、現地で得た知識や学び、感じたことを5首の短歌にまとめました。今回の応募は、現地で得た知識や学び、感じたことを作品にして応募するという課題によるものでした。以前は、自分の考えを形にして発表することが苦手でしたが、初めての応募で、受賞という形で作品を評価していただき、考えを形にする喜びを知ることができました。奨励賞を頂き、本当にありがとうございました。