沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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第13回名桜大学懸賞作品コンクールを開催

掲載日:2018年1月10日お知らせ

 平成29年12月2日(土)、第13回名桜大学懸賞作品コンクール表彰式がサクラウム6階スカイホールにて行われ、山里勝己学長から入選者に賞状と副賞が授与されました。
 同コンクールは名桜大学の文化事業のひとつとして恒例となっており、高校生以上の県内在住者を対象に附属図書館が主催しています。今年度は、小説部門に7編、詩部門に9編、短歌部門に21編の応募がありました。入選作品は下記のとおりです。
小説部門 最優秀賞 該当作なし
奨励賞 桜を包む碧い空 砂川 とおる(一般)
奨励賞 「サイパンと真夏と僕と。」 坂本 里穂(名桜大学国際学群3年)
奨励賞 モーリーズ・カンパニー 岡 楽真(一般)
詩 部 門 最優秀賞 該当作なし
奨励賞 孵果報(シディガフー) 平良 ゆかり(一般)
奨励賞 かんぺきのうた あさと よしや(一般)
奨励賞 「過去、馬にまたがって」 名護 大輝(沖縄国際大学2年生)
短歌部門 最優秀賞 該当作なし
奨励賞 吾子は言葉遊びのように 波照間 千夏(一般)
奨励賞 血が出るまで、噛む。 犬濱 あした(一般)
藍建てる人 山下 葉子(一般)
過去から今、そして未来へ 横岡 怜海(名桜大学国際学群3年)

表彰式出席者(前列:山里学長及び入選者、後列:審査員)

〈 受賞学生のコメント 〉
小説部門 奨励賞 「サイパンと真夏と僕と。」
坂本里穂(国際文化専攻3年次、佐賀県立佐賀西高校出身)
 本作品は、名桜大学国際文化専攻の必修科目「現地実習東アジア台湾コース」での学びを通して生まれた作品です。サイパンの日本統治時代について学ぶ過程で、文化の伝播や戦争の悲惨さなどに深く共感し、忘れてはいけない歴史があるということを知りました。
 今回の作品が奨励賞を頂くことができたのは、この現地実習で菅野敦志先生のコーディネートがあったからこそと思います。誠にありがとうございました。
短歌部門 奨励賞 「過去から今、そして未来へ」
横岡怜海(国際文化専攻3年次、北海道北見柏陽高校出身)
 このたび、「現地実習東アジア台湾コース」で、現地で得た知識や学び、感じたことを5首の短歌にまとめました。今回の応募は、現地で得た知識や学び、感じたことを作品にして応募するという課題によるものでした。以前は、自分の考えを形にして発表することが苦手でしたが、初めての応募で、受賞という形で作品を評価していただき、考えを形にする喜びを知ることができました。奨励賞を頂き、本当にありがとうございました。

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