平成29年12月15日(金)、本学多目的ホールにて、「第3回 留学生タレントコンテスト」を開催しました。今年度は、留学生や日本人学生、教職員を含め79人の参加がありました。
西野剛生さん(国際学群2年次、福島県立福島東高校出身)と吉原朋さん(国際学群2年次、熊本県・熊本国府高校出身)の司会のもと、大会は和やかな雰囲気の中で進行しました。日本人学生やMOSメンバー、ラテンダンスサークルを含めた8組が出演し、それぞれギター演奏や生歌、ダンスなどを披露しました。今回は、日本・沖縄の音楽を自国の言語等でアレンジする団体が目立ち、日本語力や歌唱力に関係なく、それぞれの持ち味と楽曲への愛を感じる場面が多く感じました。
今回の審査員は住江淳司国際交流センター長、MOSリーダー井本三保子さん(大学院国際文化研究科1年次)と古武千奈さん(観光産業専攻3年次、大阪府立池田高校出身)の3人が務めました。審査員票と入場者票でポイントを競いましたが順位にかかわらず、年々留学生が楽しめるイベントに発展していることを感じます。
優勝したのは「ひまわりの約束」の生歌を披露した棚原アンドレさん(ブラジル出身)、ワットタナパブーン・マッタワンさん(タイ出身)、スリトンチマンコーン・ナットチャルさん(タイ出身)らのグループで、準優勝は金鎮載さん(韓国出身)、林真理さん(韓国出身)らに寄るピアノ演奏、3位入賞は同率で生歌を披露した文禎模さん(韓国出身)でした。
とりを務めたパブロ・ゴンザレスさんのオリジナルリミックス、審査タイム中に行われたゲスト・中山あかねさん(屋部小学校5年生)のピアノ演奏も素晴らしく、全体を通して退屈な時間は1秒もなかったと思います。タレントコンテスト終了後には、サクラウム6階で忘年会が行われました。立食パーティ形式で、テーブルを回って新たに交流を深める留学生もみられ、コンテストで緊張感が打ち解け、新たな友達を作る場になっているとも感じました。
このようなイベントが恒例化し、留学生と日本人学生、留学生同士の交流が深まる場をより多く提供していくのがMOSの理念であり、MOSメンバーの目標であると考えています。参加してくださった留学生はもちろん、国際交流課をはじめとした各部署の協力の下に今回の成功があると考えています。来年以降も、より発展したタレントコンテストの継続を願います。
報告:MOS記録部 安部友弘(国際文化専攻4年次、大分県立大分商業高校出身)
司会をする西野さん(左)と吉原さん(右) | 金さん(左)と林さん(右)による生歌&ピアノ演奏 |
ラテンダンスサークルによるダンス | 生歌を披露した文さん |
「ひまわりの約束」を披露した優勝グループ | 忘年会にて。親睦を深める参加者 |
第3回留学生タレントコンテストを終えて。笑顔あふれる参加者一同 |