平成29年10月12日(木)に、私たちは山里勝己学長へ国際看護学Ⅱのタイ研修でのグループ活動、病院・看護学校見学、ホームステイ体験について成果報告を行いました。報告では、タイは村全体が家族であり信頼し合っていたこと、言葉は通じなくてもジェスチャーや笑顔で意思疎通ができたこと、日本の医療を振り返る機会になったことなど、参加者一人ひとりが感じたことを話しました。緊張から言葉が出てこないこともありましたが、学長からの質問に答えたり、海外の情報を共有していく中で、改めて研修を振り返ることができました。
最後に、学長から「この研修に参加して自分のどこが強くなったと思いますか」と問いかけられました。答えに戸惑いましたが、「共通言語が異なる人とももっとコミュニケーションをとってみたいと感じるようになった」、「自分にとっての当たり前が相手にとっての当たり前ではなく、それをお互いに理解していくことが大切だと感じた」、「異文化への抵抗がなくなった」など、自分の中の変化に気づく機会にもなりました。学長からも「世界へ出て、初めの一歩を踏み出す勇気が大切」というお言葉をいただいたので、その言葉を忘れず、踏み出したこの一歩を今後に活かしていきたいです。
履修生一同
【平成29年度 看護学科 国際看護学Ⅱ海外研修 履修生】
伊藤鈴菜・糸洲遥・上原未沙貴・奥永咲恵・謝花あゆり・仲座望・藤井瑞生・藤原佑宇
担当教員:横川裕美子(看護学科 教授)・下地幸子(看護学科 准教授)
笑顔を見せる履修生一同 |