平成29年9月卒業式が、平成29年9月14日(木)、本部棟第一会議室において挙行され、国際学群学生9人が本学を巣立ちました。
式典では、山里勝己学長から卒業生一人一人に学位記が授与され、式辞が述べられました。山里学長は、哲学者セネカの論文を紹介しながら「本日卒業する皆さんが『人生を上手に按配すること』を願っています」と激励し、「名桜大学の建学の精神である『平和・自由・進歩』という言葉を胸に秘めながら、皆さんが社会で活躍し、人生の長い道のりを健やかで幸福に歩んで行かれること祈念します」と卒業生の前途を祝福しました。
続いて、比嘉良雄理事長から、「若い皆様が背負っていかなければならない地方、国家、国際社会が抱える重要な課題は、ずらずらと続きます。ひるまずに雄々しく着実に歩を進めていくことを希望します。『公立大学法人名桜大学の卒業生』としての自覚をもち、更なる成長を続け、地域社会や国際社会でご活躍する人間になることを念じます」と祝辞が述べられました。
最後に、卒業生を代表して待木紗希さん(語学教育専攻、宮崎県立宮崎西高校出身)は、「ここ名桜大学で得た経験は、生涯忘れることはありません。培った堂々たる精神を持ち、社会という大舞台に歩み出したい。今後は、大きな広い世界で人生を邁進できるよう、社会人として自立し、立ち止まることなく進み続け、一生懸命頑張ることを誓います」と力強く挨拶しました。
式典終了後には祝賀会が開かれ、和やかな雰囲気の中、ご家族や教職員、友人と歓談する様子や記念撮影を楽しむ姿が見られました。