本学の山里勝己学長は、平成29年5月24日付で「名桜大学とデラサール大学との国際交流協定書」に署名し、これをもって、両大学間の協力関係が正式に結ばれました。
デラサール大学はフィリピンの首都マニラ市に位置しており、1911年に開学した、「フィリピンの慶応」と呼ばれる私立名門大学です。リベラルアーツ、情報科学、経営学、教育学、法学、経済学など8つの学部及び大学院を有し、コミュニケーション、教育心理学、経済学、英語、歴史、文学、マーケティング、政策科学など36の学科があります。研究の質、卒業生の就業機会、国際的な視野とその授業内容によって、世界の教育機関のトップ500に入っています。
デラサール大学では全講義が英語で行っており、プレゼンテーション、レポート、論文なども英語で作成するため、学生の英語能力を向上させるには良い環境です。また、欧米諸国と比較し、生活費、学費が安価なため、留学に係る総費用を抑えることができます。
近年、本学では経済的な理由によりフィリピンに留学を希望している学生が増えています。学生のニーズに応えるために、山里学長の命を受け、5月18日に人間健康学部本村純准教授と国際交流センター中山登偉課長が現地に赴き、デラサール大学の国際交流関係者と会談しました。今後両大学教員間の学術交流及び学生交流について具体的に意見を交換した上、キャンパスや周辺の生活環境などの視察を行ってきました。
両大学間最初の実質交流として、来る7月18日~23日の日程で、デラサール大学より教員6人、学生8人が本学を訪れ、人間健康学部看護学科で英語での講義を受けた後、北部の病院や老人施設の視察を予定しています。
国際交流センター課長
中山登偉
デラサール大学関係者との記念撮影 |