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「中国語ふれあい講座」を実施しました

掲載日:2017年4月13日お知らせ , 教育・研究活動レポート

 平成29年3月17日(金)、23日(木)に本部町立上本部中学校で「中国語ふれあい講座」を実施し、私が講師を務めると同時に本学の学生2人がサポート役として参加しました。本講座では中国語や中国文化に興味を持たせることを目的に、簡単な中国語の発音やあいさつ、数字、自己紹介のやり方などについて講義し、中国文化のクイズなども行いました。上本部中学校の中学生や教職員約50人の参加があり、受講者の皆さんの楽しく中国語にふれあう様子がとても印象的でした。
 各回のテーマは以下の通りです。
 第1回「中国文化クイズ(食べ物と外来語)、あいさつ、数字を言ってみよう」
 第2回「中国文化クイズ(色彩とお箸)、自己紹介をしてみよう」
報告:賀南(リベラルアーツ機構 上級准教授)
参加学生の声
 待木 紗希(語学教育専攻4年次、宮崎県立宮崎西高校出身)
 私はサポート役として初めて経験する講座に対して、中国の伝統的な衣装である"漢服"に身を包み、大きな期待と少しの緊張をもって挑みました。
 1限目は特別支援教室での授業で、生徒のほか4人の先生方も聴講していただきました。クイズ形式から楽しく中国語に触れるように工夫された授業は、次第に生徒を夢中にさせていきました。ある生徒は、自分の名前の読み方を中国語で教わると、とても嬉しそうに発声練習を繰り返していました。  
2限目は1年生への授業でした。教室に入ると、みんな珍しそうに私たちに注目していました。授業が始まり、私は後方で生徒の質問に答え、発音の補助をしました。実際に中国語を話す様子を見てみたいという生徒のリクエストで、私と賀先生で会話を披露しました。彼らは私たちが家族について話していることを見事に当て、大いに盛り上がりました。
 4限目の授業は2年生が対象で、とても元気がよく、賀先生の問いかけに積極的に答えてくれました。私がボードを使って文章について説明すると、あちこちでその文章を練習する声が聞こえてきました。みんなが中国語に興味を持ってくれたことを実感し、無性に嬉しくなりました。最後に、私の留学体験を話す機会があり、私は実際に行って感じた中国の文化や、人々の温かさについてエピソードを交えて発表しました。そのうえで、メディアの影響や固定概念に囚われず自分の感性を大切にしてほしいと伝えました。生徒一人ひとりの真剣な眼差しに、こちらも背筋が伸びる思いでした。
 今回のボランティアを通して、中国語を学ぶ面白さを改めて感じることができました。同時に、外国語を教える難しさや楽しさも学びました。この貴重な経験を活かし、今後のボランティア活動もさらに充実させていきたいです。
クイズを交えながら楽しい授業となるよう
工夫しました 
早口言葉のボードを用意する待木さん
留学先の湖南省を紹介しました 元気いっぱいに手を挙げる受講生

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