沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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活動紹介:育児支援ボランティア「やっほ〜♪」の会

掲載日:2017年1月31日お知らせ , 教育・研究活動レポート , 看護学科

 名護市屋部のやまびこ保育園(小橋川真智子園長)に、「YAHOO HOUSE子育て広場」が併設され、名護市在住の母親たちの育児応援活動が展開されています。
 少子化や核家族化に伴い、妊娠から出産、育児に不安を抱える母親は多く、適切なサポート体制の整備が求められています。厚生労働省は地域子育て支援事業として、地域のより身近な場所で、乳幼児のいる子育て中の親子の交流や育児相談、情報提供等を実施することにより、地域の子育て力向上を目指しています。その一環として、やまびこ保育園の『YAHOO HOUSE 子育て広場』が開設されました。保育園通園児の保護者だけではなく、地域の育児に関わるすべての人の拠り所、育児の駆け込み寺的な機能をもち、いつでも、誰でも、安心した育児のための地域に開かれた子育ての場となれることが期待されています。そのような場に、名桜大学看護学科の教員が、子育て支援・相談業務の一端にかかわらせていただこうと、ボランティアチームを作成し、月1回の育児相談会、育児支援の会を開始しました。大学教員にとってかけがえのない実践の場を提供していただけるだけではなく、妊娠から出産、育児のすべてのプロセスに関われる人材(保健師、助産師、看護師)がチームとなって育児支援を担当させていただくことで、地域の母親が安心して暮らせる場つくりにつながればと考えています。
 現在は、看護学科の公衆衛生学、母性看護学、小児看護学の各教員が第2木曜日の12時から相談業務を担当し、お母さんや家族の方に対応しています。「子どもの発達が気になる」、「断乳したいけどどうすればいいの?」、「アトピーがひどくて・・」、「離乳食を準備したいけど昔の方法とは違うんでしょ?」等、多くの相談に対応しています。
 地域の育児力の向上に本学が果たす役割は大きいのでは?と思い、活動していますが、逆にお母さんたちから多くの教えを得ている教員たちです。
 母親が健康な生活を維持し、子どもが子どもらしく健康に生きるための支援に微力ながら貢献できればと考えています。担当する教員の輪が広がること、さらには育児にかかわる母親たちの輪が広がることを願っています。子育て支援広場の認知度を向上させ、一人で悩まない育児の推進のために、さらに育児支援活動を定着させたいと思います。        
       
リーダー:小柳弘恵(助産師)
  保健師:島袋尚美、松田めぐみ
助産師:長嶺絵里子、鶴巻陽子
  看護師:八田早恵子 鯉淵乙登女
アドバイザー:金城やす子

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