今年の夏休みから、大西公民館では、「にしこうカラハーイ未来塾」という事業が行われています。この事業は子どもの居場所づくりを目的としたものです。名桜大学生約20人が先生となり、大西区の子どもたちの学習支援をしたり、一緒に遊んだりしています。夏休み期間は毎日行い、夏休み明けからは週末の土曜日と日曜日に行っています。
対象者は小学生から中学生までとなっており、週末になるとそれぞれ課題を持って公民館にやって来ます。課題をしていく中でわからないことを大学生に質問し、大学生が一緒に考えて答えを導き出すという方法で学習支援を進めています。公民館で集中して課題を終わらせるだけではなく、学年(年齢)関係なく遊んだり、会話をしているので、「新しい友達ができた!」という声をよく子どもたちから聞きます。
この事業に関わっている大学生のほとんどが教職課程を履修しているため、大学生にとっては大変貴重な経験となっています。また、名桜大学の大きな特色の1つである地域貢献にも繋がっていると思います。これからの活動も大西区の方と連携を取りながら進めていきたいです。
報告 平成28年12月 葉上 里絵
(ぴゅあサポート、語学教育専攻3年次、宮崎県立日向高校出身)
学習を終え楽しく交流する様子 |