ハワイ現地調査後記
9月5日から9月14日の10日間、私たち伊良皆ゼミは、ゼミナール活動の一環でハワイでの現地調査を行いました。目的はハワイ観光の魅力を探ると共に観光資源や社会資本を活用した観光デスティネーション形成の調査を行うためでした。実際に、リゾート地や観光スポットの調査、自由行動を兼ねた個別調査を通して、様々な視点から考察しました。改めて、観光は工学や政策科学、開発学等、様々な学問によって成り立っていることを実感しました。また、ハワイ大学ではハワイのブランディングとプロモーションの講義を受け、日本や沖縄の観光との相違点を学ぶことができました。講義の中で、ハワイではプロモーションの一環としてハワイ観光での最高の瞬間を映像にしたり、「Let It Happen」というストーリー性があるプロモーションビデオを作成したりしていると知り、映像を効果的に活用していると伺えました。
今回のハワイ現地調査を通して、単にハワイ観光の魅力を探り、デスティネーション形成について学ぶだけでなく、多角的な視点から物事をみる能力を養うことができました。また、自由行動を事前に計画し、実行に移す際に自主性を養うことができたうえ、ゼミナールという集団で活動する際に留意しなければならない点も学ぶことができ、非常に有意義な経験となりました。
小田 凌河 (観光産業専攻3年次、大分県立杵築高校出身)
ハワイ調査を通して
私たち伊良皆ゼミ生は、9月5日から14日にかけて、ハワイへ研修を兼ねて調査に赴きました。今回の調査では、日本でも有名な観光地である沖縄と世界で有名な観光地のハワイを比較することや、現地にて自ら実際に体験することを通してハワイ観光の魅力を探ることを目的としました。3年次前期には、事前研修として、週末を利用して沖縄本島の観光地を巡るフィールドワークを行ったうえ、ハワイの地理・地勢、歴史、文化、自然、経済などの分野に関する調査結果を発表し、理解に努めました。
現地では、徒歩でのホノルルのビーチやワイキキ地区の調査、オアフ島の主要観光スポット調査やシュノーケリングスポットで有名なハナウマベイで実際にシュノーケリングを体験しました。また、ハワイ大学のウエノ先生によるハワイ観光についての貴重な講義を受講しました。スケジュールでは自由行動が2日間設けられており、ゼミ生は各自で道順やバス停位置などの細部まで調べ上げ計画を立てました。その作業はとても大変でしたが、そのおかげで当日は皆大きなトラブルもなく日程をこなせたようです。
テレビや雑誌でよく目にするハワイへ実際に行き、観光客目線で世界でも人気のリゾート地を身をもって体験できたことは、とても良い経験となりました。帰りの飛行機の中で「また、ここへ来たい」と感じ、ハワイの魅力について少し触れられた気がしました。これからも、この海外調査で得たことを活かせるように努力していきます。
土屋 ゆきみ (観光産業専攻3年次、山梨県立北杜高校出身)
ヒルトンハワイアンビレッジからワイキキを臨む | ハワイ沖縄センターにて | ダイアモンドヘッド州立公園入口にて |