沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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~海外へ、トビタテ!~ 文科省「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」5期生に本学から3人が合格

掲載日:2016年8月24日お知らせ , 教育・研究活動レポート

 文部科学省が実施している「官民協働海外支援制度〜トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の第5期生に、名桜大学から3人が選出されました。このプログラムは、"産業界を中心に社会で求められる人材"、"世界で、又は世界を視野に入れて活躍できる人材"の育成を目的に、2020年までに約1万人の学生等を同プログラムの派遣留学生として海外に送り出す計画です。派遣留学生には、給付型の奨学金(授業料・渡航費・留学先での活動費)が支給されます。今回、名桜大学の3人は、地域の活性化に貢献し、地域に定着する意欲のある学生を対象にした「地域人材コース」の派遣留学生として選出されました。

文部科学省での壮行会


派遣留学生のコメント
●乙坂 絢美(国際学群語学教育専攻4年次、岩手県立盛岡北高校出身)
 こんにちは!私の留学計画は、台湾の日系企業のスタートアップ調査をすることです。どのような日系企業がどのような過程で台湾へ進出しているのかを調べることで、将来的には南米へのさらなる企業展開を目標としています。沖縄と台湾は距離が近いだけあって交流も盛んですし、歴史的側面からの関わりも大きいです。一方で南米は沖縄から遠いですが、南米には昔移民した沖縄のルーツを持った多くの日系の方々がいます。この沖縄と、台湾や南米間にある類似したネットワークに着目したいと思っています。台湾から学んだことを必ずしも南米へ活かせるとは限りませんが、調査することで発見できる新しい気づきにも期待して頑張ってきたいと思います。
●佐藤 孝亮(国際学群国際文化専攻3年次、宮崎県立宮崎南高校出身)
 私は今回、地域人材コース(宮崎県版)の観光分野で、台湾へ1年間留学をします。私の故郷である宮崎県は、4月に発生した熊本地震での風評被害により観光客が減少し、深刻な状態ですが、留学先の台湾は日本と同様に地震の多い国で、過去に災害も起きています。その台湾での現地調査やインターンシップを通じて、観光復興の取り組みについて学び、帰国後に宮崎県へと還元することが今回の留学の目的です。また、宮崎県の観光産業の発展へと繋げるためにも、台湾にて宮崎の良さを発信していきます。そして、将来は、海外に旅行会社を起業し、外国人観光客に宮崎県への観光を推進させることで、国内外から観光客が訪れる「観光立県宮崎」を確立させます。自分自身の夢を実現できるよう、留学先にて一生懸命、勉学に励みたいと思います。
●新里 祐実(国際学群2年次、沖縄県立北山高校出身)
 私の留学計画は「ハラルFOODで*カメーカメー」をテーマに、まずは沖縄県のハラル認証の現状やそれと観光との結びつきを沖縄県でのインターンシップで学ぶことです。次に、マレーシアの政府機関が行うハラル認証制度の調査やハラル認証に取り組む企業のもとで、インターンシップを通してハラル先進国の現状を学びます。今回の留学で得られた知識や経験を県内企業へのフィードバックを通して、今後の沖縄県の発展に役立てていきたいです。 *カメーとは沖縄方言で「食べて、食べなさい」を意味します。おばあちゃんの家で「かめーかめー(食べなさい)」と次々に食べ物をすすめられるのは、よくあることです。
派遣留学に選ばれた乙坂さん(前列左端)、
佐藤さん(後列左から2人目)、新里さん(後列左から4人目)


 トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムには、多様性人材や地域人材コースなど、様々なコースが設置されています。第6期派遣留学生の募集期間もスタートしています!(※ 第6期派遣留学生の募集期間:2016年7月1日〜2016年10月24日)日本の大学に在籍する学生であれば、誰でも応募することが出来るプログラムですので、ぜひ、本学生のみなさんもチャレンジしてみてください!
 詳しくご覧になりたい方は http://www.tobitate.mext.go.jp/

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