平成28年度の看護学科第10期生新入学生は87人(男子13人、女子74人)、3年次編入生5人です。今年度の新入生は県内63人、県外24人と県内出身者が約7割を占め、これまで以上に県内学生が多くなっていました。
看護学科新入生ガイダンスは4月4日~8日に行われ、内容は看護学科教員紹介、ガイダンスの心構え、看護学科棟案内、ポートフォリオについて、クラス活動やゼミ活動、ボランテイア活動、履修ガイダンス、カードメソッド法の説明などを行いました。
クラス活動やゼミ活動、カードメソッド法の説明については、2年次の先輩方が自分たちのこれまでの活動を振り返りながら、クラス活動やゼミ活動の楽しさ・大切さを伝え、新入生と積極的に関わりたいとの熱い思いが伝わり、2年次の成長や頼もしさを感じることができました。
ガイダンスを通して、新入生は看護学科の教育の特徴である参画型看護教育の理解や大学での学び方について学び、今後の大学生活に大きな希望や期待が膨らんだのではないかと思います。
新入生教育研修会は「新入生同志士及び上級生、教員との親睦を深め、学科の理念を共有しながら各自の夢や目標を語りあう」を目的に4月16日(土)に行われました。新入生教育研修の企画・運営は2年次が旧担任と共に長い時間をかけて準備してきたものです。午前中は北部生涯学習推進センター体育館において楽しいレク活動を行い、新入生同士あるいは上級生や教員との親睦を深め、昼食はバーベキューをゼミメンバーや上級生、教員と楽しく焼きながらいただき、交流を深めていました。
午後の活動はゼミごとに分かれ、2年次をファシリテーターとしてポートフォリオを用いた自己紹介、カードメソッドを用いてのグループワークを行いました。グループワークでは各グループのテーマについて、自分が考えた内容や意見を発表し、模造紙にまとめて発表を行いました。これからの大学生活の目標について各グループのすばらしい発表内容でした。
新入生教育研修会を通して、新入生からは「めちゃ楽しかった」「先輩方の思いが伝わった」との声が聞かれ、2年次のスムーズな運営や進行により無事終了することができました。ガイダンスや新入生教育研修会の学びをこれからの大学生活に生かし、成長につなげていってほしいと思います。
ご協力をいただいた教職員の皆様に感謝申し上げます。
看護学科1年担任:佐和田重信
学生の声
島袋 彩さん(沖縄県立名護高校出身)
教育研修では、最初緊張していましたが、先輩方のおかげで自分の殻を破って全力で楽しめました。レクリエーションでみんな打ち解け合い、BBQでおなかいっぱい食べて、たくさん会話しました。それから、ポートフォリオを用いて自己紹介し、カードメソッドを使ってディスカッションしたので、昨日までとは違う自分や仲間がいました。雰囲気もとてもよくなりました。自分を出して、相手も理解して、とても仲が深まるプログラムでした。
研修会を企画、運営してくださった先輩方に感謝し、来年は先輩の立場として、自分が味わった楽しさを後輩に味わってもらうためにサポートしたいです。また、学年長として、1年次生の絆を深められるようにがんばりたいと思います。