平成28年度教育・養護実習出発式が4月20日(水)、学生会館SAKURAUMU3階大講義室にて開催され、緊張した表情の学生に出席した大学教職員からエールが送られました。
住江淳司副学長は「子どもたちと積極的に関わり、現場の教員の実践を吸収し、実習を通して教育者としての資質を見極めてほしい」と激励した。
実習生を代表して登壇した森芳克哉さん(国際学群語学教育専攻4年次、長崎県立西陵高校出身)、大塚優作さん(スポーツ健康学科4年次、石川県小松名峰高校出身)、湧田千夏さん(看護学科4年次、沖縄県立普天間高校出身)は「児童生徒の気持ちをくみとり、コミュニケーションをはかりたい(森芳さん)」「大学での事前指導を活かし、工夫した独自の授業を展開したい(大塚さん)」「学習指導案の作成に力を入れ、何事にも臨機応変に挑みたい(湧田さん)」と宣誓しました。
板山勝樹・教員養成支援センター長は「家庭、仲間、学習面をはじめとした様々な生活背景をもつ子どもたちと、どう向き合い対応するか。現場の先輩教員の実践を参考に、自分なりの解決策を模索してほしい」とあいさつした。
4月下旬~9月末にかけて実施される3~4週間の教育・養護実習を通し、実習生49名が自覚を高め、実りある貴重な経験となることを期待したい。
教員養成支援センター係員 仲松なぎ子