ここ数年、多くの外国人観光客が沖縄県を訪れ、県内各地で実施されるマラソン大会や地域行事への参加が増えています。そこで名桜大学では、外国人からの応対や地域間交流に必要な通訳案内業務への高いニーズを踏まえて、名桜大学通訳協力隊を結成しました。
4月11日(月)には、北部生涯学習推進センター2階で、名桜大学通訳協力隊発足式が行われました。開式の挨拶で山里学長は「県内大学では初となる試みで、地域のニーズに応える地域連携活動の一環として取り組み、各自治体等の地域行事へ積極的に参加していきたい」と今後の展望を述べました。中国出身で隊員代表の劉晶晶(リュウショウショウ)さんは「通訳協力隊として名桜大学と北部地域振興の力になれるように、一生懸命がんばります」と抱負を語りました。
最後に大城凌子エクステンションセンター長から今後の計画として、「しばらくの間、名桜大学の留学生を中心に活動を展開しますが、徐々に活動の範囲を広げ、語学に関心がある学生や一般の方から協力を募っていきます。また、エクステンションセンターでは英語、中国語、韓国語、スペイン語等の語学講座を開講し、地域の人々と共に、地域の語学力向上に努めていきたい」と説明されました。
開式の挨拶をする山里学長 | 抱負を語る隊員代表の劉さん | 隊員、関係者一同 | 隊員が着用するアイテム |