沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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交換留学生らが緑風学園および屋我地中学校の生徒とビデオ会議で交流しました。

掲載日:2016年2月15日お知らせ , 教育・研究活動レポート

 「ICTを活用した教育推進自治体応援事業における推進会議事業」(名護市教育委員会主催、名桜大学協力)の一環として、名桜大学の交換留学生らが名護市内の緑風学園および屋我地中学校の生徒とビデオ会議を利用して、英語で交流しました。
 交流事業に参加した交換留学生らは、クリズチャン・ランディチョ·ウルメネタさん(フィリピン出身、マニラ大学)、 許哲競さん(台湾出身、名桜大学大学院研究生)、 小野寺レオナルドさん(ブラジル出身、ロンドリーナ州立総合大学)、 リアンペット・ガラットラックさん(タイ王国出身、メーファールアン大学)の4人です。留学生との交流の支援を井本美保子さん(語学教育専攻3年生)が務めました。
 1月26日(火)に、緑風学園7年生の13人と8年生の27人は自己紹介や学校紹介、クイズなどを英語で発表し、留学生は自己紹介やお国紹介を英語で行いました。最初は緊張した雰囲気でしたが、終盤にはお互いに和やかな雰囲気になり、お互いの再会を約束しました。
 2月9日(火)には、屋我地中学校の中学2年生6人と中学3年生の6人と前回交流した4人の留学生が交流しました。屋我地中学校の生徒は自己紹介に始まって、パワーポイントで作成した学校の紹介やクイズなどを通してすぐに打ち解け合いました。中学生は留学生の国について初めて知ったことも多く、異文化に対する興味関心を高める絶好の機会となりました。
 名桜大学では、アジア諸国・地域や中南米の留学生が多数学んでいます。外国人観光客の訪問者が激増している沖縄では、異文化との接触は珍しいことではありません。留学生は近隣諸国の母語話者であり、独特の文化感覚を持った素晴らしい人材です。今後も本学の留学生が地域住民と交流することによって、お互いの言語や文化を学び合うことにより、草の根での国際交流が進むことを今回の2回の交流活動を通して、強く感じました。
総評:渡慶次 正則(国際学群 国際文化教育研究学系 教授)
緑風学園の生徒にクイズを出す交換留学生

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