旧沖縄県立農林学校同窓会奨学金贈呈式が、平成28年2月10日(木)に学長室で執り行われました。この奨学金は、旧沖縄県立農林学校同窓会による寄付金をもとに、中南米の国際交流協定校に留学する学生へ給付されるもので、今回、国際学群2年次の伊藤瑞華さん(静岡県立吉原高校出身)と三宅咲乃さん(広島県立三原高校出身)が第2期生として採用されました。
贈呈式では、山里勝己学長から本奨学金について説明がなされた後、奨学金給付証書が手渡されました。
ブラジル・ロンドリーナ州立総合大学へ留学する伊藤さんは、「今回の留学は、将来の夢探しでもあります。まずは、自分の考えをポルトガル語で伝えることができるようになること、そして、現地の方々と積極的に関わっていきたいと思います。奨学金をいただいたからには、感謝の気持ちを胸にしっかりと勉学に励みたい」と意気込みました。
それから、アルゼンチン・産業社会科学大学へ留学する三宅さんは、「将来、スペイン語圏で日本語教師になりたいと考えています。アルゼンチンでは、日常会話レベルのスペイン語を身に付けると共に、日本語教育の実態を学びたい。奨学金をいただいたことで余裕ができましたので、語学学校にも通い学びの幅を広げていきます」と感謝の気持ちを表しました。
奨学金給付証書を手に笑顔を見せる三宅さんと伊藤さん
(前列左から三宅さん、山里学長、伊藤さん、
後列左から伊佐正学国際交流課係員、上原なつき准教授、住江淳司教授)