沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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出身校・岩手県立水沢高等学校にて講演会を実施しました!

掲載日:2016年1月8日お知らせ , 学事報告 , 教育・研究活動レポート

出身校・岩手県立水沢高等学校にて講演会を実施

―「沖縄・名桜大学で台湾と出会う」―

 平成27年12月22日(火)、私は母校の岩手県立水沢高等学校で「沖縄・名桜大学で台湾と出会う」というテーマで後輩の皆さんに対する講演会を実施しました。主に国際文化専攻東アジアコースでの現地実習や、台北駐日経済文化代表処那覇分処への表敬訪問などを通して得られた学びや成長をもとに、沖縄の大学で学ぶ意義などについて講演しました。

 私個人としては大学入学後、1-2年次には迷走していた時期もありました。しかし、3年次になって国際文化専攻を選び、東アジア、特に台湾を専門的に学ぶようになってから、学びの意義やその面白さに気づくことができました。

 その結果、今では以前の私であれば考えもしなかった長期留学という目的ができました。台湾と出会うことによって、私は「学びは面白い」という感覚に変わることができたのです。私自身にこのような変化を与えてくれた台湾をより深く学びたいと思い、現在は台湾留学の準備を進めているところです。

 地理的にも歴史的にも台湾と似ている沖縄。その沖縄にある名桜大学で学ぶことで、沖縄からみた台湾、台湾からみた沖縄といった専門性の高い学びを深めることができています。沖縄にある名桜大学で台湾と出会い、ここでしかできない学びを深めていることに今では非常に充実感を得ています。

 後輩の皆さんからは、「沖縄は東アジアの中心だということを聞いて、本土で学ぶよりも、多くの利点があると思った」、「岩手を離れて沖縄や台湾に行くことによって新たな地元に対する発見があるということを知った」という感想をいただきました。今回、名桜大学での私の学びの経験を高校の後輩の皆さんに伝え、微力ながらお役に立てたことを嬉しく思います。これから留学し、台湾をより深く知ることで得られる自らの個性を、台湾と沖縄・日本の関係を考える中で生かしていきたいと考えています。

母校・水沢高校で講演する筆者

 

報告:菅野ゼミ 伊藤俊弥(国際学群国際文化専攻3年次、岩手県立水沢高校出身)

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