沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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平成27年度 名桜大学総合研究所シンポジウム開催報告 ―経営情報部門―

掲載日:2016年1月12日お知らせ , 学事報告 , 教育・研究活動レポート

マイナンバーの勘どころ ―企業・個人がとるべき行動と対応―

平成27年12月5日(日)13:30~16:40

名桜大学総合研究所

 

 マイナンバーとは「社会保障・税番号制度」のことで、国民一人一人がもつ12桁の番号のことです。「マイナンバーの勘どころ」と題して経営情報部門シンポジウムを開催いたしました。

 最初に名護市役所の倉富和幸様から「マイナンバー制度がはじまるとどうなるの?」と題してマイナンバー制度の概要についてビデオを交えながら分かりやすく解説いただきました。2番目にNTTアドバンステクノロジの古林忠史様から「マイナンバー時代の標的型攻撃の防御手段」と題してPCのデモを見ながら、思わず開きたくなるような内容のメールを送り添付ファイルを開かせてウィルスに感染させる手口の紹介がありました。3番目に社会保険労務士法人D・プロデュースの飯田剛史様から「企業がとるべき行動と対応方法について」と題して従業員からマイナンバーを収集する前に準備しなければならない4つの安全管理措置の説明があり、違反時には懲役刑を含む罰則があるとの説明がありました。

 最後に、パネルディスカッションが行われ、会場の一般市民、学生や教員の方々から制度への対応方法や疑問点についての質問があり、講師の方々から回答がありました。特に従業員からマイナンバー提示の拒否が有った時の対応方法など、企業の担当者の方にとって役に立つ情報を沢山聞くことができて有意義なシンポジウムとなりました。これから始まるマイナンバー制度の運用に際し、今後より理解を深め上手に制度に対応していく必要性を感じました。

総評:田邊勝義(国際学群経営情報教育研究学系教授)

講師

倉富 和幸
 (名護市役所総務部人事行政課ICT推進係)

古林 忠史
 (NTTアドバンステクノロジ ネットワークソリューション事業本部セキュリティソリューションビジネスユニット)

飯田剛史
 (社会保険労務士法人D・プロデュース)

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