キャリア支援課の就職支援
新年度がスタートして2カ月が経ち、新入生も大学生活に慣れてきたかと思います。大学生活の中で皆さんが避けては通れないのが「就職活動」です。1~2年生の皆さんは、「就職活動はまだまだ先のことだ」と思っているかもしれませんが、就職活動が本格的にスタートする3年次は、あっという間にやってきます。
さて、現3年次学生の就職活動解禁日や筆記試験・面接試験の選考開始時期が変更されました。皆さんは、常に、このような制度変更の情報を早めに入手し、新しい就活ルールに沿った就職対策を万全に行う必要があります。
就職活動の流れとしては、まず、職業の適性を判断する自己分析に始まり、業界・企業研究、エントリー、会社説明会、採用試験へと進んでいきます。就職活動で大切なのは、『行動力』・『情報収集』です。キャリア支援課では、下表の通り、皆さんの様々な就職支援を行っていますので、キャリア支援課に気軽に足を運んでください。スタッフ一同、皆さんの就職活動を応援します。
<キャリア支援課による就職活動サポート>
対象年次 | 事 業 名 | 内 容 |
3・4年次 大学院生 |
県外就職活動支援事業 | 県外就活(採用試験のみ)に係る費用の一部を補助 |
1~4年次 | 就職活動支援プログラム | ガイダンス(自己分析、業界研究、面接対策、ビジネスマナー等)、SPI試験、一般常識試験、公務員(初級レベル)対策講座、公務員(上級)試験対策講座 |
1~4年次 | 各種検定試験 | 日商簿記検定、実用英語技能検定、中国語検定 日本語検定、秘書技能検定 |
< 平成26年度 名桜大学就職活動支援プログラムについて>
3年次学生の就活ルール(就活解禁日、選考開始時期)の変更に伴い、キャリア開発委員会とキャリア支援課では、それに対応するため、「就職活動支援プログラム」の内容を充実させ、また、その開始時期も昨年度(8月開始)より、4カ月も早め、4月から実施しています。
プログラムの中身は、大きく分けて、①意欲・モチベーション対策、②キャリアスキル対策、③就職試験・資格対策です。また、今年度は、夏休み前に「SPI試験」、「一般常識試験」等を実施し、早い段階で自分の弱点を把握し、夏休み中にその弱点を克服してもらう内容になっています。
さらに、自己分析、業界研究及びメイクアップ講座、リクルートスーツの着こなし講座等については、前学期と後学期の2回実施する予定です。今年度、新企画の、「自己表現」のガイダンスでは、沖縄の噺家 北山亭メンソーレ氏を招聘し、自己表現法についての講話をしてもらう予定です。プログラムの後半には、ファイナンシャルプランナーの方から、就職後のライフプランについてお話しいただき、皆さんの就活に対するモチベーションを高める機会にしたいと考えています。
このように、皆さんの就活対策に沿う内容のプログラムとなっていますので、積極的にガイダンス等に参加してください。
<県外就職活動支援事業について>
本学では、学生が働く場を県内に限定することなく、幅広い視野で自己の能力を発揮できる職業選択の拡大を図ることを目的に、県外就職活動支援事業として、県外就職希望者の経費<就職活動費(採用試験のみ対象)>の一部を補助しています。
昨今、本学において、県外出身の学生が増加していることから、多くの学生に幅広く支援事業の補助が受けられるようにするため、今年度は、次の支援方法、支援金額となりました。
対象学生<学部等3年次、4年次、大学院生(休学者は除く)>の皆さんは、積極的に同事業を活用してください。
(1)支援方法:年度内1人2回まで。
(2)支援金額:1回につき、一律 10,000円 ※ 地域は問わない。
※なお、対象、実施期間、対象事項等の詳細につきましては、平成26年度「県外就職活動支援事業」実施要項をご参照ください。
<平成26年3月卒業生の就職戦線を振り返る>
本学の平成26年3月卒業生の就職内定率は、次の表に示すとおりです。
平成26年5月1日 現在(最終)
学 部・学 科 等 | 平成26年3月卒 | 平成25年3月卒 | 比 較 |
国際学部・国際学群 | 67.5% | 68.7% | 1.2ポイントダウン |
人間健康学部 スポーツ健康学科 | 68.3% | 65.2% | 3.1ポイントアップ |
人間健康学部 看護学科 | 96.6% | 98.7% | 2.1ポイントダウン |
大 学 全 体 | 74.9% | 73.7% | 1.2ポイントアップ |
全国的に雇用状況は回復傾向にあるものの、県内の求人者数は、前年に比べ若干減少傾向にあった中で、本学の就職内定率は74.9%で昨年と比較し大学全体で1.2ポイントのアップとなっています。
積極性の学生を除いて、本学の学生の就活について総じて言えるのは、「準備不足」や「就活に対す情報収集力の不足」があげられます。現3年次学生の就職スケジュールが大きく変わるため、これまで以上に学生はアンテナを張り巡らせ、就活の情報を積極的に入手することが必要となっています。そのためにも学生は、キャリア開発委員会及びキャリア支援課が提供する「就職ガイダンス」に積極的に参加して欲しいと考えています。
これから就活を始める学生は、保護者や指導教員とよく相談をし、キャリア支援課、キャリアサポート(2人)、就職活動相談員(4人)及びS-CUBEを早めに活用されることをお勧めします。