ナーシングバイオメカニクスに基づく
「生活支援技術中級セミナー」を開催いたしました!!
看護・介護の生活支援技術において「ナーシングバイオメカニクスに基づく生活支援技術」の開発研究者、筑波大学名誉教授・名桜大学非常勤講師 紙屋克子 氏を講師に、本学では3回目となる公益社団法人 北部地区医師会病院共催で「生活支援技術セミナー」を平成26年1月12日(日)・1月13日(月)の2日間の日程で、初級編よりも高度な技術を取り入れた中級編を開催いたしました。受講者には、本学教員をはじめ公益社団法人北部地区医師会病院、看護・介護職から28名の参加があり、中には鹿児島県から連続での参加者もおられました。中級セミナーは、紙屋先生指導のもと生活支援技術を理論・実践的に学ぶことができ、演習では、(株)ナーシングサイエンスアカデミー所属の指導者のもと、ループループを活用したエクササイズや「力を使わず腰に負担のかからない体位変換」「拘縮を予防し改善するための新しい看護技術」、初級編の復習などを行いました。また、ベットから車椅子への移動、パジャマの着用など具体的にシュミレーションを導入しながら、分かりやすく説明していただきました。 受講生からは「講義・技術に感動しました」「上級編や口腔ケアも開催してほしい」「修得した技術を広めていきたい」など沢山の声があり、とても有意義な2日間となりました。また、セミナー終了後に、紙屋先生から修了証書が授与されました。 受講生には修得した看護技術を実践に活かして、患者や家族への質の高いケアの提供が期待されています。あわせて、それぞれの病院・施設の発展に貢献することも期待されます。
名桜大学看護実践教育研究センターでは、今後も看護ケアの質の向上へ向けた研修・事業を行っていきますので、皆様のご参加を心よりお待ちしています。
移動(トランスフォーシートを活用した方法) パジャマの着用(起き上がりの技術&腰臀部の拳上を応用)
腰臀部の拳上(協力が得られる場合、麻痺がある場合) 移動(持ち手ズボンを活用した方法 ベット⇔車椅子)
主催:名桜大学看護実践教育研究センター