平成25年12月15日(日)に、第6回宮里区「朝市」ゆんたく健康まつりを開催しました。看護学科では、開設年度より、宮里区産業部が主催する「朝市」の会場で、ボランティアサークルの学生を中心に健康支援活動を続けています。12月の朝市ゆんたく健康祭りは、学生のボランティア活動に協力して下さった住民の方へ1年間の感謝を込めて、学生が企画運営しています。また、沖縄では、寒さが一段と厳しくなる冬至(トゥンジビーサ)の季節に、豚肉を入れたクファジューシー(炊き込みご飯)を先祖に供え、家族の健康と繁栄を祈るという慣習があることから、地域の高齢者と一緒に、地元の野菜を使った野菜スープや冬至ジューシーをつくり、沖縄の生活文化に触れる体験ともなっています。今回は、学生ボランティア(39名)を含め、約120名が参加しました。 健康をテーマにした学生の地域貢献は、地域からも高く評価されています。(12月16日OTVスーパーニュース 県民の健康長寿を考える「イチキロヘラス」のコーナーで紹介されました。)
大城凌子
学生の声
■ ゆんたく健康まつりは今年6回目を迎えました。これまで先輩たちが築いてきた住民の方々とのつながりを大事にしながら、企画運営しました。事前に広報用ポスターを作成し、区の協力で区民へ配布したことや、新聞に掲載されたこともあり会場は大盛況でした。今年の健康講話では、スポーツ健康学科の前川美紀子先生とゼミ生で、食育についての講話・劇・健康体操などを行い、みんなで楽しい時間を過ごしました。参加者の笑顔がたくさん見られ、地域の方々の温かさを改めて感じました。これからも地域とのつながりを大切にし、朝市健康支援活動を継続し、後輩へつなげていきたいと思います。
実行委員長 古堅あかり(2年次、沖縄県立名護高校出身)
副実行委員長 比嘉司(2年次、沖縄県立北部農林高校出身)
■ ケアリング文化実習の一貫でミニ体験コーナーを設置して参加しました。実際に地域の人たちとの関わりってすごくいいなと 思いました。
江 奈月(1年次、長崎県立五島高校出身)
■ 宮里区の方々と協力して冬至ジューシーや野菜スープを作り、企画から当日の運営まで、みんなで協力して行うことが出来ました。まつりでは冬至ジューシーを初めて食べました。沖縄の文化や人に触れて、心も身体も温まった1日になりました。
佐藤百菜(2年次、宮崎県立宮崎南高校出身)
■ 毎年、たくさんの学生と地域の方々が参加してくれてとても楽しく活動が出来ました。昨年の反省が活かされ、毎年、充実し てきていると感じました。健康まつりは毎回、地域の方にも好評なのでこれからも継続してほしいと思います。
仲地仁菜(3年次、沖縄県立名護商工出身)
比嘉美姫乃(4年次、沖縄県立宜野座高校出身)
ミニ看護体験コーナー:子ども達にも好評
前川美紀子先生(スポーツ健康学科 准教授)の指導で、一緒に健康体操
地域のお料理名人と一緒にジューシー作り
ボランティアの学生と宮里区民の皆さん