学習のモチベーションを高め、国家試験合格ポイントを押さえる
看護学科2期生の看護師保健師国家試験の合格発表から早1カ月経ちました。さっそく新4年次生は、新学期ガイダンスの中で、昨年度の4年次担当教員から看護師保健師国家試験合格率の報告を受けました。看護師の合格率95.06%、保健師の合格率88.2%。その結果を受けて、本年度こそは「国家試験全員合格」とクラス目標を掲げ、学生の国家試験対策委員を中心に学習計画が立てられました。
キャリアガイダンスはさわ研究所の講師を派遣していただき、平成24年4月25日(水)の9:00~10:10「看護師および保健師国家試験の傾向」「国家試験対策をする上で心がけること」について、講座を開講しました。学生は卒業生・編入生含めて81人が参加し、真剣な眼差しで聞いていました。保健師国家試験ガイダンスでは、合格基準は第93回から変わらず、81点/135点(60%)、そのうち、学生が苦手とする疫学・統計学が20~24点出題されているとのことから、疫学・統計学の過去問を分かりやすく解説されました。
その後、学生が不得手とする解剖生理学(循環器・呼吸器系)の有料講座を、通常10:20~11:20のところ、さわ研究所の計らいで12:15まで延長していただき、編入生を除く全員が受講しました。過去問の胎児循環に関する問題を解くために、成人の循環器の基礎まで板書や絵図を用いて解説し、記憶法も示してもらい、楽しく学び記憶することを教えていただきました。例えば、国家試験合格ポイントについて、心電図波形の読み方では「見逃すと死ぬという波形を理解しておくこと」、「過去問をしっかり繰り返し行うこと」、「たくさん記憶して思い出す訓練をすること」、そのために「ノートを取る癖をつけて、思い出す訓練をすること」とインパクトのある話をしていただきました。
学生は、この講座を受講することで、国家試験合格ポイントが分かり、今後の国家試験対策への意気込みが見られました。3期生の合言葉は「全員合格」です!
総評:看護学科4年次担当 小西 清美(看護学科 准教授)
徳田 菊恵(看護学科 助教)
集中して受講する参加学生 学習ポイントを書き留める
学生の声
苦手分野を克服し全員で合格を目指します!
国家試験対策委員会リーダー:喜友名 奈美さん(読谷高校出身)
国家試験対策委員会では、看護師保健師国家試験の対策のため、今回のようなガイダンスや模試、講座等を実施すべくスケジュールを立て調整する役割を担っています。 今日は、問題に対する理解の仕方、膨大な学びの中からポイントとなるところをピックアップして学んでいく方法を教えていただきました。 今後は国家試験全員合格に向けて、皆が苦手としている分野をアンケートし、補講を計画・実施していきたいと思います。
知識と技術、思いやりを兼ね備えた看護師になることを目標に、
国家試験合格に向けてがんばります!