留学を機に現地で働くことを決意
国際学部 経営情報学科卒業生(2001年度卒) 知名 致
私は現在、アルゼンチンにある貿易会社に勤務し、日本企業から寄せられる様々な依頼に対応しています。ここでは、在学中に学んだ経営の知識と、留学で培った知識や経験が生きています。
私は、1998年に経営情報学科へ入学しましたが、3年次の時に、特例で国際文化学科の現地実習(中南米コース)に参加することができました。その時、訪れたアルゼンチンに興味を抱き、名桜大学の交換留学制度を活用し、アルゼンチンへ留学することを決めました。
アルゼンチン産業社会科学大学では、英語・スペイン語・コンピュータについて学びました。次第に「アルゼンチンで就職したい」と考え、自費でブエノスアイレス大学への留学を決意しました。就職するなら、語学と文化について更に学ぶ必要があると感じたからです。学業の傍ら、日本食レストランでウエイターとして働き、実用的な語学やビジネススキルを学びました。3年半、語学を中心に学んだ後に、旅行会社やコロンビアの通訳会社を経て、現職に至ります。アルゼンチンで生活して9年目を迎えましたが、日本人代表としての意識を持ち、言動に気をつけて生活しています。
留学生活を経て身に付いたことは、新たな価値観・一人で生きる強さ・自己主張ができるようになったことです。後輩の皆さんにも、留学制度を活用し、海外で生活してほしいです。留学生活で身に付いたことは、将来、実社会で必ず役に立ちます。
現地実習で交流がある住江淳司教授を訪れた知名さん夫妻
(図書館長室にて)
プロフィール
1998年4月 国際学部経営情報学科入学
2000年9月 現地実習(中南米コース)に参加
2002年3月 経営情報学科卒業
卒業後、交換留学生として産業社会科学大学へ1年間留学した後に、自費でブエノスアイレス大学へ留学。1年半の留学を終え一時帰国。2年後再びブエノスアイレス大学へ留学。2年間スペイン語を学んだ後に、日系企業での勤務を経て、現在、貿易会社に勤務。