沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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青年海外協力隊「多角的に物事を捉える目を養う」

掲載日:2013年1月15日活躍する卒業生


多角的に物事を捉える目を養う

国際学部 観光産業学科(2006年度卒) 玉城 江里奈

 卒業後、東村にてエコツアーガイドとして勤めている内に、伝える側の立場として、様々な経験を積むことが必要だと感じ、JICAボランティアに参加しました。 任地は、ベトナムのフエとファイオンにそれぞれ1年ずつ。1年目はフエ、2年目から任地をファイオンに移し活動しました。ファイオンでは、JICAボランティアの前任者が地元の大学生や社会人と協力し、環境に関する活動を展開する「S.E.Aクラブ」を結成しており、私はこのチームと共に現地の小学校を巡回し、4・5年生を対象に、ゴミ分別・3R※・環境問題について環境教育を行いました。在学時に学んだ沖縄の自然やエコツーリズムが、この活動につながっていると実感しました。 日本人とは違う価値観を持った人々と接し、自分自身を変えたいという気持ちで踏み出しましたが、一歩海外へ出ると異文化理解がいかに難しいか、身をもって知りました。現地の人々と協力し合うためには、まず相手の考えを受け入れることでした。これまでの考えを変えることで、新たな気付きを得ることができ、そこから異文化への理解を深めました。物事を「様々な視点で捉える」ことで多くのことを学ぶことができた活動となりました。

 ※3R(スリーアール)... リデュース・リユース・リサイクルの優先順位で廃棄物の削減に努めるのがよいという考え方                            

環境問題の授業を行った

プロフィール
2003年4月 国際学部観光産業学科入学
2005年8月 やんばる自然塾にてインターンシップ
2007年3月 観光産業学科卒業
2007年4月 東村のやんばるクラブでエコツアーガイドとして勤務
2010年1月 青年海外協力隊 平成21年度3次隊としてベトナムへ赴任 (職種:環境教育、任期:2年間)


小学校にて環境教育「ゴミ分別ゲーム」

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