看護学科では、平成25年度から海外スタディ・ツアーを予定しています。そこで私たちは、9月9日から17日までスタディ・ツアーの事前調査のためにタイ東北部のウボンラーチャターニー県を視察しました。ウボン県のケマラートでは日本のNGO SHAREさんがヘルスプロモーションを基盤にした、地域の特性に沿い、地域の人々が主体となる生活や健康面への支援活動を行っていました。
現在はHIV陽性者グループや同性愛者グループ、子どもグループや地域の大人グループなどを対象に、リーダー養成をしながら、グループの養成・支援活動をされており、その成果も目の当たりにすることが出来ました。メンバーの方々は、深刻な課題は抱えていても、人懐こくて明るく、そして何よりも前向きで、私たちのほうがエネルギーをいただいた出会いでした。
現地の皆さんからも「来年、名桜大学の学生さんに会えることを楽しみにしています。」とメッセージをいただき、多くの看護学生に訪れて欲しいと思うような優しさのあふれた所でした。
今回の活動の拠点である、タイの東北地方にあるウボンラチャターニー県は、メコン川沿いの美しい集落やとっても美味しい料理、仏教に依拠した誠実で穏やかな人柄など、豊かな文化と土地柄にきっと魅了されるはず!
10月以降に在校生向けの説明会を開催します。国際交流や国際協力に興味・関心があるはぜひ参加してください。お待ちしています。
[報告]看護学科 横川裕美子・仲本優子・平上久美子
〝サワッディ カー(こんにちは)″挨拶の練習中 低学年の子どもグループの活動中
現地NGOのスタッフの皆さんとの会食 とにかく美味しかった、ウボンの食事♪