平成23年7月24日(日)、看護学科学生20人と教員6人で構成する「朝市ゆんたくチーム」のメンバーが、名護市宮里区で行われた「第14回 宮里祭り」に参加しました。
宮里祭りは、名護市宮里区が主催する区民の夏祭りです。看護学科では、毎月行っている宮里区朝市での健康相談活動と並行して、平成20年から祭り会場の一角に健康支援コーナーを設置して参加しています。目的は、1.宮里朝市で行っている健康相談活動と朝市の新鮮な野菜をPRすること、2.宮里区民の方々と一緒に祭りを楽しみ、交流(親睦)を深めること、3.宮里区の特定健診受診率向上に向けたPR活動を行うことです。
平成22年度の宮里区健診受診率は35.3%(前年度より+1.4%)と少しずつ上昇しています。学生は舞台での発表やパネル展示等でそれを紹介することで、住民の反応を直接感じながら、「地域の期待や役割を改めて意識した」ことや、「祭りは楽しみながら地域がつながる場になっていることを実感」していました。今年は、参加して4年目を迎えることから区の企画会議にも参加し、主催者側と調整しながら、準備から当日の運営まで全て学生実行委員が中心に行っています。プログラムに、名桜大学看護学科のための時間(枠)が組まれる等、祭りへの参加は、地域、学生相互に豊かな対話を創りだしています。
総評:大城 凌子(人間健康学部 看護学科 講師)
宮里住民の皆さんが自分の健康に関心を持ってくれたら良いと思い参加しました。
いつも参加している住民の皆さんは自分の健康状態を把握しており、そのことが自分の健康に繋がっていると思うので、これからも続けていきたいと思います。
健康チェックでは多くの皆さまに関心を持っていただきました