地域研究方法論
「地域」とは形成されるものです。私たちが住んでいる地域を出発点として、世界には多種多様な「地域」が存在しますが、こうした地域はどのようにして形成され、そして単体のまとまりとして語られてきたのでしょうか。
本授業では、「地域」を主として外国の地域を中心に据えながら、①地域研究の方法論について検討し、②足元の地域と海外の地域を比較し、フィールドワークを行った成果を通じて、普遍的に「地域」を把握し、研究する手法を学んでいきます。
世界地図でみるとアジアの中心点となる国際都市、
沖縄だからこそ学べる、本場のGlobal View。
そしてアジア屈指の国際的なリゾート地で、
本場の観光学を実体験で身につける。
人文科学、社会科学、自然科学を幅広く横断的に学びながら、批判的、論理的に考え、知的倫理性を実践する力を育みます。
多様化・複雑化・高度化する社会問題を解決するために、幅広い教養を土台に、早い段階から専門性を深化させる力を育みます。
協定校への留学やインターンシップを通して、国内外のキャンパスやホテル・観光関連組織等のフィールドで実践力を育みます。
政治・経済・文化など様々な面で世界のあらゆる地域が結びつき、外国との関係なしには生活できないというのが、私たちの生きている時代です。本学科では自らが生活する沖縄・日本を探究しながら、アジア・中南米・欧米の歴史や言語・文化を学び、国際社会への理解を深めます。また、語学力を磨くとともに、日本文学・英語文学を通して「ことば」の奥深さを知り、日本語・英語の話者・教育者としての力を身につけます。そのような本学科での学びによって、多様な文化を理解し、諸言語を使いこなして日本・世界で活躍する人材を育成します。
国際関係・文学・歴史学・言語学・文化人類学をはじめとする多様な学問を学ぶことができます。様々な切り口で自らの生きる地域や国際社会を見つめ、考える力を育みます。
海外(英語圏・アジア・中南米)および国内で実習を行う科目を配置しています。座学で得た知識や語学力を現場で活用し、学びを深めます。
中学校・高等学校教諭一種免許(英語)*/日本語教育(日本語教師養成課程)修了証
ディスカッションやグループ学習を重視した授業で教育者としての使命感と実践力を高め、資格・免許の取得をめざします。
* 文部科学省へ申請中
国内はもちろん、中南米・アジア・欧米の協定大学との交換留学ができます。講義で学んだ語学力をレベルアップさせるだけではなく、様々な国の学生とともに学び、多彩な文化にふれることで、人間力も磨くことができます。
「地域」とは形成されるものです。私たちが住んでいる地域を出発点として、世界には多種多様な「地域」が存在しますが、こうした地域はどのようにして形成され、そして単体のまとまりとして語られてきたのでしょうか。
本授業では、「地域」を主として外国の地域を中心に据えながら、①地域研究の方法論について検討し、②足元の地域と海外の地域を比較し、フィールドワークを行った成果を通じて、普遍的に「地域」を把握し、研究する手法を学んでいきます。
近年あらゆる領域においてGlobalizationが顕著となってきています。本講義では、Globalizationをキーワードに国際政治の動向と問題点を、実例や理論を通して深く考察します。
外国語教授法、第二言語習得論、日本語の文法等について紹介し、主に「誰に」「何を」「どうやって」という3つの観点から、日本語を「教えること」「学ぶこと」について考えます。
「現地実習(東南アジアコース)」の事前準備学習のための授業です。訪問先についての資料調査を行ったり、交流プログラムの企画を立てるなど、現地実習を全員で作り上げていきます。
米軍統治下の27年間(1945~1972年)と日本復帰後の沖縄の社会の変化をみすえながら、ひろく教育制度(学校制度を含む)の変遷や地域社会における教育事象や教育実践について考察します。
This course will take a thematic approach to American Literature, focusing on themes of American identity generally and personal identity specifically.
文化は中南米地域の現状を理解するうえで重要なテーマです。様々な文化的事象に表出する当該地域の歴史、政治、経済、宗教、民族、思想などその背景を読み解いていきます。
中学校および高等学校での教育実習の前に模擬授業を複数回、実践します。模擬授業学生および参加学生同士で授業を相互評価することや学習指導案の作成を通して自立して授業実践ができることが目的です。
LLCのリソースや教科書を活用し、英語で読み、コミュニケーションをとる力を伸ばします。講義後半は、英語で書かれた論文や学術的な英語にも触れ、リーディング力を含めた総合的な英語力を培います。
言語学と文学を研究対象とする教員によるオムニバス形式の講義です。「ことば」を専門に勉強をしていくために必要と思われる、基礎的な知識や技法を身につけます。「ことば」を専門的に学ぶための訓練を行います。
沖縄には島ごと、字ごとに異なることばが数多く存在します。この講義では、様々な地域の沖縄の言語を観察し多様性をとらえるとともに、日本語あるいは他の言語との共通点や相違点を、例を挙げながら解説します。
半嶺ゼミの大きなテーマは「言語」と「教育」です。ゼミは英語のディスカッションから始まり、課題を元に発表・討論を行います。ゼミ生の興味のある分野はそれぞれ違い、多様な考え方をもっているので、討論が白熱します。また、半嶺先生が英語で説明をしたり、英語の論文を読んだりするため、英語に多く触れることができるゼミです。
written by 中川麻美・長田宏子(語学教育専攻3年次)
志田ゼミでは、国際政治に関する基本的な文献をゼミ学生が分担してレポートします。主な文献として、『国際政治学をつかむ』を扱っています。毎回ゼミ学生が担当するテーマに合わせてディスカッションテーマを考えます。その時々の国際情勢の話題といった現代の事象に関しても全員で考え議論を深めます。アグレッシブな学生の多い熱いゼミです。
written by 飛田 ほのか(国際文化専攻3年次)
観光産業は、 歴史・文化をはじめ、自然や健康、交通・運輸、都市計画など、幅広い要素をもつ裾野の広い産業です。近年は、国際化や少子高齢化の進展、ライフスタイルの多様化などにより観光旅行が盛んになるとともに、地域振興の一環として観光振興が各地で取り組まれています。
このような中、有数の観光地に立地する特徴を生かし、国際観光産業学科では、観光政策、観光経営、観光文化・環境の3コースを設け、産官学連携のもと自然豊かな「やんばる」での教育・研究活動を通して、国際社会や地域の発展に貢献するリーダーや観光振興を通して社会の発展に寄与する人材の育成に努めます。
観光は複雑な社会現象であることから、その理解のためには多角的・多面的にとらえることが重要です。名桜大学では、観光学をはじめ自然・文化・地理・経営等と幅広い分野の教授陣があなたの学びをサポートします。。
観光が盛んな沖縄本島北部に立地することから、地域や企業等との連携を通して実践的な人材育成を図っています。この立地を生かしたフィールドワークはもちろんのこと、海外インターンシップやホテル実務等の科目を通して現場での実習のチャンスもあります。
観光実務士、総合旅行業務取扱管理者、国内旅行業務取扱管理者、旅程管理主任者、観光英語検定、地域通訳案内士、キャンプインストラクター、高等学校教諭一種免許(地理・歴史)*、高等学校教諭一種免許(商業)*
* 文部科学省へ申請中
国内の大学をはじめ、各国の協定大学との交換留学も可能です。語学力の向上に加えて、国際感覚を養うことや講義で取り上げられた各地の観光を実際に体験することも可能です。
エコツーリズムの基本的な概念、例えば、地域住民や行政、事業者・観光客の関わり方および持続可能性等やその経緯、地域の取組み等に対しての理解を深めることを目的として行われます。エコツーリズムに取り組んでいる団体等から実務経験のある人を学外講師とし招聘し、現状等についての理解を深めます。
沖縄には、森林・サンゴ礁などの特徴的な生態系が存在し、多くの生物たちが生息しています。野外に出て自ら自然観察を行い、自然観察を指導する実践的学習も行います。
This course covers tourism in Hawaii. Topics of this course include overview of Hawaii, the development of the tourism industry, current issues and challenges facing the tourism industry in areas such as policy and planning, natural resources, workforce development, marketing, and so forth.
本講義では、観光を生み出す仕方、観光によって作り出される文化、観光が当該社会に与える社会的・文化的影響など、観光と文化との関係を多角的な観点から考察します。
企業の活動を理解することは、我々の生活や社会、そして経済を理解することにつながります。企業を研究対象とする経営学の基礎知識を十分理解することを目的とします。
近年、大きな期待がよせられているベンチャービジネスの仕組みについて学ぶために実務者による経験を交えた講話を中心にその仕組みを理解していきます。
本講義では観光現象に関わる基本的な観光行動を紹介し、初学者が身につけておくべき基礎的な理論や概念について解説していきます。講義を通して"人が観光したくなる理由"について考えていきます。
昨今の日本では地域からの視点がより重要になってきています。経済的自立の条件とは何か、競争優位を創出するためには何が必要か等、経済学の基本的概念、理論を用いて地域経済について考えます。
観光産業の様々な場面でホストとして観光旅行者と円滑にコミュニケーションを図ることができる柔軟な対応能力を養い、応対に関連する語彙や表現法などを学習し、自らも情報を発信できる能力を高めていきます。
本講義では、複式簿記の基本的知識と技能を修得することを目的としています。具体的には、日々の取引の仕訳・元帳への転記から決算処理、財務諸表作成までの一連の流れを学習します。
マーケティングを初めて学ぶ学生を念頭に基礎的な概念や理論について具体的な事例を取り上げて学びます。講義の後半ではサービス経済化やグローバル化など、現代企業が抱える問題にも焦点を当てます。
林ゼミは、企業の経営戦略を専門としています。ゼミ活動では、12名のメンバーを2つのグループに分け「SNS広告」と「キャッシュレス」についてグループワークを重ね、発表しました。疑問を見つけ調査、考察しゼミ内で共有することで議論を繰り返し行います。そのため、ゼミ活動を通し学生自身の卒業論文の研究テーマに生かせる知識や卒業論文に必要なスキルを身につけられるのが林ゼミです。
written by 外間響季(経営専攻3年次)
大谷ゼミは「やるときはやる。楽しむときは楽しむ」をモットーに、地域における望ましい観光振興や観光政策について学びます。コロナ禍により住民意向調査等のフィールドワークは行えていませんが、内閣府の沖縄観光情報サイトと連携してウィズ・アフターコロナの沖縄観光に関する意見文や日常からみつける沖縄の魅力発信についての記事を作成しています。
written by 上野紗椰佳(観光産業専攻3年次)
いつ頃からだろう、沖縄が長寿の島でなくなったのは。
もう一度その頃に戻すには、何が必要なのだろうか、
スポーツや看護、最新の情報科学まで駆使した取り組みで
その答えを見つけよう。
地域のあらゆる人びとが健康に生きる喜びを感得し、健康に生きる価値をその人とともに創りだしていくことができるような能力(人間力)を育むための教育課程を準備しています。
学生は周囲との対話を通して自己理解を深めながら、将来の自分についてデザインし、進路を選択、そして生涯にわたり成長しつづける力(自己教育力)を身につけます。
クラス活動や部活動などキャンパスライフを通じて、コミットメント能力(自己を投入する力)を育て、仲間と協働するスピリットを身につけて社会に巣立っていきます。
日常生活のあらゆる場面で登場する情報システム。情報システムは私たちの生活を支えています。健康分野をはじめとして、あらゆる業種でネットワークやデータベース、デジタルコンテンツなどの知識・技術を持った人材が求められているのです。情報システムの仕組みを理解し、数理・データサイエンス・AIの手法を駆使して保健・医療・福祉などを含む健康分野と社会全般に関するデータを分析することで、新たな価値やサービスの創出に貢献できる人材(データサイエンティスト、例えば、電子カルテに蓄積されたビッグデータを解析できる技術を備えた診療情報管理士等)を育成します。
保健・医療・福祉分野の総合的な理解に加え、数学、統計、情報、データサイエンスの基礎知識・技能をバランスよく学びます。
将来の進路にあわせてヘルスデータ、データサイエンス、情報科学の3領域からなる専門発展科目を学びます。さらに、社会全般に関するデータ活用を学ぶ科目として専門応用科目を学びます。
専門総合科目では、教室で学んだ知識・スキルを社会の場で実践し、課題発見・解決する力を身につけます。「健康情報演習I・ II(PBL)」「病院実務I・II・III」などで実践力を養成します。
診療情報管理士の認定試験に必要な全科目を履修できるのは沖縄県で唯一、本学のみ。高い情報処理能力を有し、幅広い教養と専門的知識を持つ人材を育成します。
* 文部科学省へ申請中
健康ビッグデータの収集と理解、健康課題の抽出、データ解析戦略の明確化、解析データの準備、機械学習によるモデルの構築、モデルの評価、モデルの社会実装までの流れを学びます。
AIに関する技術・理論およびSociety5.0について先行事例を学びながら、機械学習の具体的手法および深層学習の代表的なモデルを活用したデータサイエンスについて学びます。
IoTの情報技術を活用したソフトウェアの開発におけるプロセスモデルを学びます。システム開発を進めるうえで重要なプロジェクトマネジメントや、開発手法に関する知識を修得します。
社会人基礎力の向上を目的とし、健康と情報に関する課題に対応したプロジェクトをチームで立上げ、ユーザー検証まで行う「課題解決型学習(PBL)」を実施します。
人工知能は世の中でどのように活用されているのか、また将来何が期待されているのか、実例を紹介しながら、様々な分野の講師陣がオムニバス形式の授業で解説します。
超高齢化社会に突入したわが国で想定される諸課題について、健康な社会生活を送るという観点からその解決に向けた情報通信技術の活用や応用についての知識を学びます。
データの可視化、統計学的推定・検定の基礎を理解したうえで、社会に埋もれたデータから価値の高い特徴や傾向を見つけ出したり、未知のデータを予測するモデルの作成に挑戦します。
患者の治癒・回復をめざし、病院では多職種が情報を介してつながり、チームとして協働しています。この科目では、病院現場にて情報が活用されている実務を体験します。
生物学・情報科学の基礎を理解し、医療・生命情報からデータべースを活用する技術を身につけます。科学的根拠から導かれる新たな価値のあるデータを創り出すことを目標とします。
講義・演習・やんばるプロジェクト健診の見学を通して、ライフサイクルにおける食育と健康との関連について理解を深め、学校・家庭・地域社会での食育の重要性について学びます。
診療記録の病名等を正確に理解するためには、疾病についての知識が必要です。感染症および新生物(がん)について、それぞれの病態、特徴、症状、治療、予後を学びます。
私たちのゼミでは主にヒューマン・マシン・インターフェースの研究をしています。ゼミの活動として、「基本情報技術者」の試験対策やPythonを使用したプログラミングの学習、YouTubeへ活動内容をまとめた動画投稿などを行い、毎年難しい課題に挑戦しています。実際にハードウェアを使った研究が行えるゼミなので、物作りが好きな学生におすすめです!
written by 宮城 晴乃介(情報システムズ専攻4年次)