Bom momento Okinawa! ブラジルのロンドリーナ州立大学から来たヤーゴです。
自分は交換留学生として今年の4月から名桜大学にお世話になっています。留学を総括すると「全体的には満足に近しいけど、ちょっともの足りない」です。
理由として、日本本土とは文化基盤が大きく違い、故に全体的に趣が違う沖縄での生活は学術的には非常に実りあるものになっているからです。授業内容が進むにつれ腑に落ちない日本語の事柄が解消され、本土にいた頃は理解しえなかった琉球沖縄の宗教や文化、ウチナーグチ、その歴史的背景などが学べる事は日々心が躍るほどに面白いです。興味を尽きさせない非常に面白い島です。
それに比べて交通の不便さや名護の田舎度合いには未だに辟易します。百聞は一見に如かずというので、琉球沖縄に関する楽しそうなイベントや場所を探し出しても(それも、情報が届いている場合に限る 笑)基本的には名護市外なので、遠路はるばるバス等で往復をするか最悪行けないという「なんの為の留学やねん」という泣き笑いになることが多々ありました。それ故に図書館に入り浸り、学業には異常なまでに専念できています。
ここでの共生でひしひしと感じたのは、沖縄は「日本国に属するけど日本じゃないんだなぁ」という事です。しかし、どれだけ文化が違えども根本にある人間関係の歪みを再確認しえるものでもありました。時間は早いものでもうすぐここでの生活も終わりを迎えます。心残りが少なくなる様努めます。
2019年10月 ベネルト ミズタ ヤーゴ カツミ(ブラジル ロンドリーナ州立総合大学交換留学生)
10月30日は世界ウチナーンチュの日
友人宅での思い出の一コマ
6月20日「国際日系デー」に参加