沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

留学体験記

Stepping out of the comfort zone

― 私の留学体験記fromマレーシア・マラヤ大学 ―

前野 杏佳(情報システムズ専攻3年次)/留学期間:2018年9月-2019年8月/掲載日:2019年6月

 私はマレーシアにあるマラヤ大学に留学しています。マラヤ大学はクアラルンプールに所在するマレーシアの東大のような大学で、世界大学ランキングでは87位にランクインしています。
 マレーシアはマレー系、中華系、インド系の人たちが暮らしている多民族国家です。そのため、マレーシアではそれぞれの文化を楽しむことができます。私が一番驚いたのは、マレーシア人は普段からいくつかの言語を操って生活していることです。基本的に多くの皆がマレー語と英語を話せます。中華系やインド系の人はそれらに加えて、自分たちの言語を話すことができます。英語が話せることで思いあがっていた私は、鼻をへし折られました。マレーシアでは英語が話せればあまり不便を感じることはありませんが、今はこの環境を活かしてマレー語と中国語を勉強しています。
 マレーシアでの生活は、思うようにいかないことがたくさんあります。マレーシアの人は皆緩やかな性格で、マレー人の皆さんが自分たちのことを"lazy"と表現します。なんでも"Boleh (can)" (=大丈夫)と言って済ませてしまいます。授業もバスも時間通りでないのが普通です。住めば都ですが、最初の頃は日本のように順調に物事が進まない不便さに文句ばかり言っていました。
 マレーシアのいいところは、マレーシア国内に限らず、近隣諸国にバスや飛行機で安く旅行することができることです。旅行好きな人にはうってつけの環境で、私も休みの度に旅行を楽しんでいます。
 今ではマレーシアを留学先に選んで本当に正解だったと感じています。日本やアメリカなどの先進国ではできないような経験が多くあり、また、マレーシアの発展を肌で感じることができます。困難を乗り越えたり多くの刺激を受けたりと、二回りくらい大きくなれたように感じます。一人でも多くの人にマレーシアの魅力を味わってほしいと願っています。

2019年4月 前野 杏佳(情報システムズ専攻3年次、鹿児島県・神村学園高等部出身)

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友達と旅行したボルネオ島sabah州のビーチにて

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National costumeを着た他の留学生とパシャリ

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クアラルンプールのシンボル、ツインタワーを友達と観光

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