ウーロンゴン大学で現地学生と交流
私の留学体験記 From ウーロンゴン大学
平成24年4月より名桜大学から8人の学生が、海外交流協定大学のオーストラリアのウーロンゴン大学に留学しています。去る5月17日と5月27日に、私たち名桜大学の留学生は、日本語を専攻しているウーロンゴン大学の学生と、交流する機会をいただき、ウーロンゴン大学の日本語の授業に参加させてもらいました。
1日目(5月17日)は「七夕」や「敬語」についての授業が行われ、私たちはオーストラリアの学生と一緒に読み書きの練習をしたり、短冊を作ったりと楽しい時間を過ごすことができました。この授業では、学生同士での活動や話し合いが多く取り入れられており、学生主体の充実した授業であったと感じました。しかし、我々の母語である日本語をウーロンゴン大学の学生に教えることは簡単なことではなく、普段何気なく使っている日本語でも、きちんと説明すること、伝えることの難しさを感じました。
授業を通して仲良くなった現地の学生たちと共に
2日目(5月27日)は、現地学生がそれぞれの分野でオーストラリアについて調べ、それを日本語でプレゼンテーションするという内容でした。彼らにとって日本語でのプレゼンテーションは難しいことだと思いますが、みんなスムーズに発表していて、質問されたことにも日本語で対応していたので驚きました。 日本語クラスを訪れたのは2回だけでしたが、以来よくランチを一緒にするようになり、そこから友達の輪が広がり現地学生と交流する機会が増えました。
私たち留学生のカレッジでは、様々な国の人たちとの交流を持つことができますが、現地の方との交流の機会は多くありません。また、ウーロンゴン大学の学生も同じように感じていたようです。この交流は私たちにとって本当にすばらしい機会となりました。授業日以外の日にも何度か交流する機会を作り、互いの言語を教え合い、情報を伝え合っています。この機会をつくってくださった先生方にとても感謝しています。この出会いを大切にし、さらに交流を深めていきたいです。
日本語クラスのメンバーと一緒にランチ
石川ちひろ(国際学群 語学教育専攻3年次、首里高校出身)
脇島田有伽(国際学群2年次、鹿児島県・鹿屋高校出身)