国際交流協定大学セントラル・ランカシャー大学 派遣留学体験報告
イギリス留学体験記
皆さん、こんにちは。現在イギリス・セントラル・ランカシャー大学へ留学中の古内です。イギリスと聞いてまず何を思い浮かべますか?イギリス紳士、アフタヌーンティーそしてビートルズ!でしょうか。生活の中で感じたことの1つに雨又は曇の日が多いということがあります。風が強いので傘をさしても壊れてしまい、今ではさすのを止めました。あ、もちろん雲1つない青空の日だってありますよ。天気の話はこれぐらいにして、授業について少し紹介します。私が参加しているコースはInternational Foundation Program(通称IFP)といって英語を第一言語としない国の学生が英語を学ぶコースです。ただ英語の勉強をするというよりもアカデミックなエッセイの書き方を習うなど、このコースを卒業した後実際にイギリスの大学又は大学院で学ぶためのスキルを学んでいます。ちなみにクラスメートは中国、ヨルダン、サウジアラビア、ドバイと各国から集まってきています。授業を受けていると「自分はどう考えているのか」「自分の○○について!」など「自分」について話す機会が多い気がします。例えば「幼少期のエピソード」を語るときもあります。その中で覚えてないから語れませんと言い切る生徒もいれば、それに対し「作り話でもOKだ!」と笑顔で返す先生など、そのやり取りが面白かったりします。イギリスにいるからといってすべてイギリス文化体験というわけでもありません。私のいるプレストンという町には中国人学生が多く、中国のスプリングフェスティバルを体験することもできます。大学の施設を使用し、歌やダンスに漫才等のステージ発表が繰り広げられます。私もバンドのドラムとしてステージに立ちました。そこで分かったことが1つ。一歩中に入ると右も左もリハーサルだって中国語です。イギリスにいることを忘れかけますのでご注意を。最後に、言葉の壁を感じたり、レジの店員さんと顔見知りになれたりと一喜一憂を繰り返すのが留学生活の醍醐味だと思います。少しでも海外での生活に興味がある人はぜひチャレンジし、この浮き沈み激しい生活を体験してください。
古内 保奈美(国際学群 国際文化専攻4年次、聖ウルスラ学院英智高校出身)
クラスメートの皆で各国の料理を持ち寄りました! 桜と校舎(Fylde Building) 私の通学路でもあります
(手前から2人目が筆者)