国際学群 語学教育専攻 小番 達 ゼミ
3年次
- 塩田 尚美(静岡県立伊東高校出身)
- 永松 未有(福岡県立八女高校出身)
- 藤澤 ゆい(福岡県立朝倉高校出身)
「古典」といえば、高校の授業では品詞分解し、活用や接続はどうなっているかといった文法が重視されてきましたね。そして退屈に感じた人も多かったかと思います。私も先生の板書をミミズ文字で追いかけることで精いっぱいな生徒でした。
しかし、私たちのゼミでは、古典作品や関連文献の内容を正確に読み解くことはもちろんですが、このように書かれた/書かなかった意図は何か、そのように読み解いた根拠は何かなど、個人が選んだ作品や文献をゼミ内で輪読しながら読み解きの深まりを重視しています。
そう言うと難しく聞こえますが、ここが面白いところでもあります。深く、そして、広く作品を読み解くことでさまざまな発見、気づきが生まれてきます。知らなかった事柄や自分と違う考えに出会うことってわくわくしませんか。まさに古典文学は知らない体験の宝庫なのです。昔の仏教は願いを叶えてくれるドラえもん的役割ではないか、ストーブもクーラーもない人が感じる季節のエモさ、当時のモテ女子の基準などなどを知ることができます。だから楽しい。もっと知りたくなる。
ちょっと難しいところもあるかもしれませんが、一緒に〝いにしえの物語〟を追体験してみませんか。
一緒に〝いにしえの物語〟を追体験してみませんか