担当教員:嘉納 英明
3年次 塚澤 誠志郎(岩手県立花巻北高校出身)
嘉納先生がゼミを受け持つのは今年度から、ということで、現嘉納ゼミは一代目嘉納ゼミということになります。ゼミ生の構成人数は、女性3名、男性1名の計4名です。
嘉納英明先生は、殊に沖縄の戦後教育や子どもの貧困に関して多分な見識を有している方です。その下で、私たちは、自分たちの卒論を早くのうちから意識し活動していきます。
具体的には、教育に関わる主要な必読書を読み込み、過去の反省のうちに成り立つ現在の教育に対する批判的な態度を培っていきます。一方で、あたかも象牙の塔にこもるようなことばかりにとどまらず、沖縄の教育・福祉に関わる現場において、どのようなことが行われているのか、フィールドワークを通じて、さらに思慮を深めていく、といったことも考えています。
先に挙げた人数に加えて、大学院で嘉納先生に師事し、学んでいる先輩も今後一緒に学習を進めていきます。私たち学部生の未熟な部分に対して、先輩の経験は大きな助け舟になろうかと思います。
以上のように、私たち4人を取り巻く環境は、一代目にしながらもずいぶんと充実したものになっていると思います。そこで学ぶ私たちが今後どうなっていくのか、自分で自分に期待を寄せながら頑張っていきます。