助産学専攻科学部・専攻科・大学院
- 令和5年度助産学専攻科パンフレット(23.2MB)
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掲載されている内容、お問合せ先、その他の情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また掲載されている計画、目標などは様々なリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。
安心して健康な子どもを産み育てられる地域づくりに貢献する助産師を育成します
本専攻科は、沖縄の地理・歴史的文化的特性、とりわけ健康長寿社会の中で育まれた人々の豊かなケアリング文化に根ざした助産ケアを提供できる助産師の養成を目指し、地域社会の保健・医療・福祉との連携を推進することを特色とする。
養成する人材像
本専攻科は、以下のような人材を養成する。
- 安全で質の高い助産実践能力および他職種と協働できる能力を身につけ、地域住民と相互にパートナーシップを築く存在として自己研鑚し、地域・国際社会の母子保健の発展に貢献できる助産師。
- 豊かな人間性と倫理観に基づき、地域特性や対象のニーズを踏まえた適格な対応ができ、女性とその家族のライフサイクルに応じた健康支援を自立して実践できる助産師。
教育目的
助産学専攻科は、看護学を基盤に、人間の生命の尊厳を守り、人権を擁護できる豊かな人間性を培うとともに、女性、母子やその家族を全人的に理解し、寄り添い、かつ、継続的に健康教育支援ができる助産師を養成する。また、安全で質の高い助産実践能力を維持し、他職種と協働して、地域・国際社会の母子保健の発展に貢献できる自律した助産師を養成することを目的とする。
ディプロマ・ポリシー学生が修了時にもつべき能力
助産学専攻科では、以下の能力を身に付け、所定の単位を修得した学生に対して修了を認定する。
- 思いやりのある豊かな人間性を培い、すべての人の生命の尊厳を守り、権利を擁護できる能力。
- 思春期の健康教育をはじめとする女性のライフサイクル各期におけるリプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する支援ができる能力。
- 離島・へき地の地理的特性を踏まえた周産期における母子及び家族の健康課題の支援ができる能力。
- 高度化する周産期医療に対応できる助産診断技術を持ち、産む人のニーズを尊重した満足で安全な分娩介助が自立してできる能力。
- 保健・医療・福祉・行政との連携を図り、協働して継続的な支援ができる能力。
- 助産師としての責任と義務を認識し、グローバルな視点で地域・国際社会に貢献できる能力。
- 社会の変化を敏感に察知し、生涯にわたり自己の資質の向上に努める能力を身につけ、助産学の発展に貢献できる能力。
目指す進路・就職先
- 病院などの医療機関
- 助産所
- 保健所・保健センター
- 大学院進学
目指す資格・免許
- 助産師国家試験受験資格
- 受胎調節実地指導員申請資格
- 新生児蘇生法修了認定(Aコース)受験資格
よくある質問
- 3年課程の専修学校専門課程(専門学校)卒業ですが、助産学専攻科に出願できますか?
- 「専修学校の専門課程(修業年限が4年以上であること、その他文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以降に修了した者又は入学前年度の3月31日までに修了見込みの者」が出願できます。 したがって、3年課程の専修学校専門課程修了者は、出願資格を満たしていないことになります。
- 仕事を辞めることができません。 助産学専攻科では、働きながら学ぶことができますか?
- 助産学専攻科では、昼間に授業を行います。また、教育課程は、1年で35単位以上の取得が必要であり、授業以外の学習時間も必要です。したがって、働きながらの就学はできません。
- 助産学専攻科入学前に必要な条件は何ですか?
- 看護師国家試験に合格しなければ、入学できませんので、ぜひ、国家試験合格を目指して努力してください。
- 助産学専攻科入学前に準備しておくとよいことは何ですか?
- 母性看護学の復習、また、「健やか親子21(第2次)」(厚生労働省・健やか親子21推進協議会)、「健やか親子おきなわ21(第2次)」を熟読し、理解しておいてください。
- 「助産師国家試験受験資格」以外に何か取れる資格はありますか?
- 「受胎調節実地指導員」の申請資格を取得することができます。また、公認講習会を受講後、試験に合格し、所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定(Aコース)」が取得できます。
- 助産学実習に伴う、宿泊等の対応はどのようになっていますか?
- 原則として学生自身が確保することになります。実習施設の宿泊設備が利用可能な場合もあります。実習に伴う諸費用(交通費、食費、宿泊費)は学生の自己負担となります。
- 入学願書の出願手続きはどのようになっていますか?
- 下記のとおりです。
- スケジュールの確認
事前にホームページで願書受付期間や試験日等のスケジュールを確認してください。なお、学生募集要項は、各年度7月から配布予定としています。 - 出願書類の準備
受験に必要な書類などを準備します。成績証明書や卒業(見込)証明書、写真、志願理由書の時間を要するものは、余裕をもって準備することをお勧めします。 - 願書の記入
入学志願票などに必要な事項を記入します。 - 入学検定料の納入
指定された銀行等の金融機関から、所定の振込取扱い期間内に検定料を納めてください。 - 最終のチェックと書類提出
提出前に、記入漏れ、添付漏れがないかを確認し、所定の出願期間内に郵送または持参してください。 - 受験票の確認
受験票は、出願受付が終了次第、郵送します。届かない場合は、本学入試・広報課にお問合せください。
- スケジュールの確認
- 助産師国家試験の合格状況はどうなっていますか?
- 助産学専攻科は2017年に開設し、第1期生から第5期生まで全員合格(100%)しています。学生が主体的に10月から1月まで模擬試験と国家試験対策プログラムを計画し実施しています。
- 主な就職先はどこですか?
- 沖縄県立病院、琉球大学附属病院、沖縄赤十字病院、豊見城中央病院、中頭病院、県外の病院などです。
- 過去の問題を見ることはできますか?
- 平日に学内で閲覧することができます(5年分)。 詳しくは入試・広報課までお問い合わせください。
- どんな学生生活をおくっているのか知りたいです。
- 専門分野の知識を学ぶため、学修することが大変多くなってきます。しかし、仲間同士で協力し専門知識を修得しています。ぜひ、助産学専攻科1期生から5期生のメッセージ(パンフレットに記載)を読んで参考にしてください。
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