経営専攻学部・専攻科・大学院
現代社会の多様化・多次元化する諸問題に対応してマネジメントできる人材育成
経営専攻は、本学の教育理念である「創造性豊かな人材の育成」と「地方の適切な要望、時代のニーズに応えうる」ために、現代社会の多様化・多次元化する諸問題に対応してマネジメントできる人材育成を目指します。
特徴
- 社会貢献ができる人材育成 経営専攻は、本学の人材育成の方針である「豊かな教養」と「深い専門性」が調和した知識、そして、職業人に不可欠な「高い倫理性」のある学生を育成します。さらに、これらを基礎に人工知能(AI)をはじめとする最新技術に使われるのではなく、最新技術を使いこなす人材を座学やグループワークを通じ養成します。
- 新技術活用能力 「ファイナンス」と「テクノロジー」を掛け合わせてつくられた造語の「フィンテック」、あらゆる物をインターネットとつなぐ「IoT」技術、「ビッグデータ」やAIなど技術の進歩と普及が急速に進んでいます。これらの技術革新の結果、ビジネスの枠組み、戦略や戦術、求められる技量、知識や思考に劇的な変化がもたらされます。たとえば、2015年にイギリス・オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーンは、コンピューターによって置き換えられる職種を示し、世界に衝撃を与えました。このような状況下、大学は、新技術を活用できる人材の育成が求められます。
- 理論と実践によるマネジメント能力向上 経営専攻では、新技術の特性や限界を理解し、テクノロジーを活用できる能力を磨きます。たとえば、AIによって、大量のデータから正しい手続きで、迅速に、客観的で、公正な数値をはじき出すことはできます。しかし、AIは、算出された数値にどのような意味があるのかについては教えてくれません。そのためAI時代には、ビジネスデータ等を正確に読み解き、その数値の意味を考え、影響予測が行える人材が不可欠です。経営専攻では、AIが出した結果から有益な情報を導き出すための理解力と推論力を理論と実践によって高めます。
- 価値創造と組織発展に必要なマインドとスキルの修得 経営専攻の教育体系は理論と実践の両軸で構成されています。たとえば2年生で学ぶ経営専攻系基礎演習があります。この授業では、グループワーク形式のディスカッションで考えをまとめ、報告します。報告では、データを正しく読み、理解しているかを教員や他の学生という第三者の目からチェック・評価されます。その後、検証、修正という「PDCA型学習サイクル」によって思考の完成度を高めます。さらに、学習成果がビジネスの世界へ応用できるような課題が与えられます。学生は「成長する企業」というテーマで、成長する産業や企業の選定、IR情報から企業や産業が置かれている外部環境と対応、企業業績、経営戦略、経営手法の分析と評価、ライバル企業との比較などから価値創造と発展に必要なマインドとスキルを修得します。
目指す進路・就職先
- 国内外の大学院
- 公務員
- 商社
- 金融機関
- 流通業
- マスコミ
- 製造業
- 情報通信業
目指す資格
- 日商簿記検定
- リテールマーケティング(販売士)
- ファイナンシャルプランナー
- 高等学校教諭一種免許(商業)
他専攻の学生を対象に提供する副専攻
ビジネスマネジメント副専攻
POINT CHECK
ここがおもしろい!
「自分を知る」ことから始めよう!
経営専攻は、「自分をマネジメントする」「自分がマネジメントする」そして「自分からマネジメントする」ことを教育目標にしています。複雑化・多様化する現代社会においては、自律性・自発性・率先性(リーダーシップ)が重視されるからです。
「社会を知る」には体験型・実践型が有利!
教職を目指す皆さんは、高等学校教諭免許状(商業)が取得できます。さらに経営戦略論、ベンチャービジネスなどの経営実践や起業について学べるプログラムも用意されています。
あなたの好奇心を満たす科目はコレ!
自分を含めた人間の心理や行動を分析したい!
- 人間行動領域科目
-
- 人間関係論
- 対人コミュニケーション論
- 社会心理学
- 組織心理学など
多様に揺れ動く社会情勢を知りたい!
- 社会統治領域科目
-
- 財政学
- 行政法
- 会社法
- 経済政策
- 民法と市民生活など
現代企業に不可欠なエッセンスを学びたい!
- 企業経営領域科目
-
- 経営戦略論
- マーケティング論
- 簿記原理
- ベンチャービジネスなど
企業やビジネスでの情報の管理・活用方法を深めたい!
- 情報管理領域科目
-
- ロジスティックス論 など
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