診療情報管理専攻学部・専攻科・大学院
「診療情報管理士」の養成校
※全国で76校
特徴
- 診療情報管理士とは 「診療情報管理士」(Health Information Manager)とは、カルテ(診療録)の内容精査と管理を行うライブラリー作業だけではなく、得られた診療情報をデータベース化し、WHOの勧告する国際疾病分類(ICD)に基づきコーディング作業を行い、さらにデータベースの分析と解析を通して医療の質を保証し、医療ニーズの分析を行う専門職です。 医学的な専門知識を持つ「診療情報管理士」は、病院経営の場で即戦力のある貴重な人材として高いニーズがあります。このような医療現場、地域社会の要請に応え、高い情報処理能力を有し、幅広い教養と専門的知識を身につけた人材を育成していくことが本専攻の目標です。本専攻では、医療情報管理のエキスパートとなるために、医学的領域、診療情報管理領域、IT領域、経営領域の4つの専門領域を学ぶことができます。
- 診療情報管理士の教育機関 名桜大学は、「診療情報管理士」認定試験に必要な全科目を履修することができる認定大学です。「診療情報管理士」を養成する認定大学及び専門学校は、全国で76校(2017年8月30日)あり、全国的にみても国公立大学では2校のみです 病院の医療部門や看護部門には多くの専門職が勤務していますが、事務部門においてはOJT(On The Job Training)が一般的であり、高等教育機関として医療系事務人材を育成している大学は限られています。名桜大学診療情報管理専攻では名桜大学型リベラルアーツを基礎としつつ国際疾病分類の専門家と名乗るにふさわしい診療情報管理士を育成し、変化の激しい医療系事務分野でも取り残されない人材を社会に送り出すことを目標にしています。
- 充実した教育環境 大学生活の4年間で幅広くアカデミックな教養を深めながら、認定試験合格の為の勉強をすることができます。そのため、他大学では取得できない資格をもって就職活動をスタートすることができます。 病院をマネジメントするためには、医学的知識やIT技術は欠くことのできないスキルであるため、医学・医療を教授する医師、医療制度・診療録の専門家である診療情報管理士、診療録をデータベース化するIT技術を指導する教授陣、それぞれの分野の専門家が「診療情報管理士」の資格取得に向けて指導を行うことができます。診療録をデータベース化し、病院経営にも参画できる専門的な知識と技能をもち、医療の安心・安全に貢献できる専門職を育成します。
目指す進路・就職先
- 医療機関(診療情報管理士)
- 医療関係企業(医薬品、医療機器、医療システム開発など)
- 国内外の大学院等の高等教育機関への進学等
目指す資格
- 診療情報管理士
POINT CHECK
ここがおもしろい!
4つの専門領域を学びます!
診療情報管理専攻では、医療情報管理のエキスパートとなるために、医学領域、診療情報管理領域、IT領域、経営領域の4つの専門領域を学びます。
あなたの好奇心を満たす科目はコレ!
- 医学領域
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- 人体構造・機能及び医療用語
- 医療概論及び臨床医学総論
- 臨床医学各論I
- 臨床医学各論II
- 臨床医学各論III
- 臨床医学各論IV
- 診療情報管理領域
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- 医療管理総論
- 医療管理各論
- 保健医療情報学
- 医療統計学
- 診療情報管理論I
- 診療情報管理論II
- 国際統計分類I
- 国際統計分類II
- IT領域
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- コンピュータ概論
- データベース概論
- プログラミング言語論
- アルゴリズム論
- データ処理入門
- 経営領域
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- 経営学総論
- 経営分析論
- 会計学原理
- 簿記原理
- 経営情報論
- 社会調査法
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