健康情報学科学部・専攻科・大学院
情報分野における3つの履修モデルで、新たな価値を生み出すデータサイエンティスト・スペシャリストの育成
教育の特色
日常生活のあらゆる場面で登場する情報システム。情報システムは私たちの生活を支えています。健康分野をはじめとして、あらゆる業種でネットワークやデータベース、デジタルコンテンツなどの知識・技術を持った人材が求められているのです。情報システムの仕組みを理解し、数理・データサイエンス・AIの手法を駆使して保健・医療・福祉などを含む健康分野と社会全般に関するデータを分析することで、新たな価値やサービスの創出に貢献できる人材(データサイエンティスト、例えば、電子カルテに蓄積されたビッグデータを解析できる技術を備えた診療情報管理士等)を育成します。
キャンパスガイド2025
健康情報学科ページ
POINT CHECK
ここがおもしろい!
情報と健康の基礎をしっかり学習
情報、データサイエンス、統計、数学の基礎知識・技能をバランスよく学び、保健・医療・福祉分野も総合的に学びます。
将来目指す進路に応じた3つの履修モデル
IoT/SE(情報)モデル
コンピュータ理論・装置・ソフトウェアの基礎を学んだ上で情報システムの設計・開発のためのスキルを身に付けます。
DS(データサイエンス)モデル
社会の様々な課題をデータサイエンス・AIを駆使して解決できるように統計的な解釈とコンピュータ科学による検証方法を学びます。
HIM(ヘルスデータ)モデル
医療機関や日常生活で発生する多様な健康データを適切に収集・蓄積・分析できるよう学びます。
知識・スキルを社会で実践
専門総合科目では、教室で学んだ知識・スキルを社会の場で実践し、課題発見・解決する力を身につけます。「健康情報演習I・II(PBL)」「病院実務I・II・III」などで実践力を養成します。
沖縄県で唯一の受験資格認定大学
診療情報管理士の認定試験に必要な全科目を履修できるのは沖縄県で唯一、本学のみ。高い情報処理能力を有し、幅広い教養と専門的知識をもつ人材を育成します。
学位
学士(健康情報学)
ディプロマ・ポリシー卒業認定・学位授与方針
健康情報学科は、以下の能力を身につけた学生に学士(健康情報学)の学位を授与します。
- 豊かな教養、深い専門性、高い倫理性
- 地域社会や国際社会の課題に取り組み探求し続けるための生涯学習力
- 自由な発想で課題を発見し、批判的・論理的に思考し、解決する力
- 多様な視点を尊重し、自らの考えをわかりやすく表現する力
- コンピュータ理論・装置・ソフトウェアの基礎を学んだ上で情報システムの設計・開発ができる力
- 数学、統計、情報、データサイエンスの基礎知識・技能を獲得した上で、社会の様々な課題をデータサイエンス・AIを駆使して解決できる力
- 保健・医療・福祉を総合的に理解した上で、医療機関や日常生活で発生する多様なデータを適切に収集・蓄積・分析する力
カリキュラムの特徴
保健・医療・福祉を総合的に理解するための科目や、数学、統計、情報、データサイエンスの基礎知識・技能を獲得するための科目を置くとともに、発展科目として、① 医療機関や日常生活で発生する多様なデータを適切に収集・蓄積・分析するための科目、② 社会の様々な課題をデータサイエンス・AIを駆使して解決できるよう統計的な解釈とコンピューター科学による検証方法を中心に学ぶ科目、③ コンピュータ理論・装置・ソフトウェアの基礎を学んだ上で情報システムの開発・設計のためのスキルを身に付ける科目を配置する。また、健康分野におけるデータ活用だけでなく、人間の社会行動、マーケティング、経営分野におけるデータ活用を学ぶ科目も配置する。
カリキュラム・ポリシー教育課程編成・実施方針
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与方針)であげた能力を育成するため、以下の方針に沿ってカリキュラムを編成します。
- 幅広い教養、高い倫理性を身に付けるために、全学共通の教養教育科目の全ての科目群に必修選択科目を設定し、32単位以上履修させる。
- 専門基礎科目として、保健・医療・福祉を総合的に理解するための科目に加えて、数学、統計、情報、データサイエンスの基礎知識・技能を獲得するための科目を置き、2年次修了時に中間評価を行う。
- 専門性を深めるために専門発展科目を置く。専門発展科目は次の3つの科目区分から構成し、① コンピュータ理論・装置・ソフトウェアの基礎を学んだ上で情報システムの設計・開発のためのスキルを身に付ける情報科学科目、② 社会の様々な課題をデータサイエンス・AIを駆使して解決できるよう統計的な解釈とコンピューター科学による検証方法を中心に学ぶデータサイエンス科目、③ 医療機関や日常生活で発生する多様なデータを適切に収集・蓄積・分析するためのヘルスデータ科目を配置する。
- 健康分野におけるデータ活用だけでなく、人間の社会行動、マーケティング、経営分野におけるデータ活用を学ぶ専門応用科目を設定する。
- 専門教育で学んだ知識・スキルを社会の実践の場で活用し、課題発見・課題解決する力を身に付けるため、専門総合科目を置く。具体的には、3年次を対象とした「病院実務I・II・III」や「健康情報演習Ⅰ(PBL)・II(PBL)」を選択必修とするとともに、4年次の一年間を通して卒業研究を完成させる演習科目を必修とし、最終評価(卒業研究評価等)を行う。
- 幅広い教養、深い専門性、国内外大学への交換留学、情報教員を目指す学生の履修の選択肢を広げるために、自由選択科目を設定する。
目指す進路・就職先
- IT関連企業
- 金融機関
- 流通業
- 行政職
- 総合病院
- 医療施設
- ヘルスケア関連企業
- 診療情報管理士
- 官公庁自治体
- 高等学校教諭(情報)
- 大学院進学
目指す免許・資格
- 高等学校教諭一種免許(情報)
- 診療情報管理士受験資格
- 社会福祉主事任用資格
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