スポーツ健康科学研究科(修士課程)学部・専攻科・大学院
本大学院では、スポーツ・健康分野に関する高度な専門的知識と研究力を身につけ、理論と実践を往還できる高度専門職業人を養成します。
養成する人材像
スポーツ・健康分野に関する学修を通して、高度な専門的知識と研究力を身に付け、理論と実践を往還できる高度専門職業人を養成する。
下記に、3つの具体的な高度専門職業人としての人材像を掲げる。
- スポーツ教育モデル
- 地域のスポーツ指導モデル
- 地域の健康支援モデル
・スポーツ教育モデル
先進的な教育カリキュラムおよび授業の開発・実践・評価ができる、高度な専門性を有する保健体育の教員の養成。
・地域のスポーツ指導モデル
子供から高齢者まで幅広い年齢層の参加者に対して、データを活用したプレイヤー主体の指導を実践し、スポーツを通した地域復興に貢献できる人材の養成。
・地域の健康支援モデル
子供から高齢者までの健康課題に対応した健康プログラムの指導・開発ができる、地域社会に貢献できる人材の養成。
研究科長あいさつ
本研究科では、スポーツ・健康分野に関する学修を通して、高度な専門的知識と研究力を身に付け、理論と実践を往還できる高度専門職業人(保健体育教員、地域のスポーツ指導者、さらに健康運動指導士をはじめとする住民の健康増進を支援する者等)を養成することを目的としています。授業は講義形式だけでなく、演習・実習系の授業を通して、理論の実践への応用、あるいは実践の課題から理論への還元を繰り返し、課題に取り組んでいきます。また様々な分野のスポーツや身体活動・運動を指導する教員・指導者に対応できるように、3つの履修モデル(スポーツ教育・地域のスポーツ指導・地域の健康支援)を提供しています。
現代は学び続ける時代であります。これまでの人生は教育→仕事→引退という3つのステージで構成されていると言われています。しかし、今後の日本社会で活躍していくには、時代の変化に応じて適応していく必要があり、仕事を中断し、学び直す。または、仕事をしながら学び続ける必要があります。そのために、現職の保健体育教員、地域のスポーツ指導者、健康運動指導士や健康運動実践指導者の資格を持ったスポーツインストラクターなど、スポーツや運動を指導している社会人のリカレント教育の場を提供しています。このように、本研究科では、学部卒業生だけでなく、社会人経験者の方々も入学後、確実に学位取得が可能となるよう、柔軟なカリキュラムを取り入れております。
誰もが様々な形でスポーツを楽しみ、健康で生きる社会を実現するために、スポーツの意義と価値、身体活動・運動の重要性を伝えられるスポーツ指導者、保健体育教員を目指し、また地域だけでなく、日本・世界でも活躍できる人材となるために本研究科で学んでみませんか。
大学院スポーツ健康科学研究科長 奥本 正
ディプロマ・ポリシー卒業認定・学位授与方針
スポーツ健康科学研究科は、以下の能力を身に付けた大学院生に修士(スポーツ健康科学)の学位を授与します。
1.自己の専門分野における高度な知識と、スポーツ・健康分野の広範な領域を横断する知識を有している。
2.専門分野の知識や自らの経験から見出した課題を適切な研究手法を用いて分析し、新たな知見を得ることができる。
3.高い倫理観を持ち、専門性の高い知識・技能を基盤にして指導できる。
カリキュラム・ポリシー教育課程編成・実施方針
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与方針)であげた能力を育成するため、以下の方針に沿ってカリキュラムを編成します。
教育内容
1.広範なスポーツ・健康分野を横断した知識と、自らの専門分野における知識を深化させるために、「基礎科目」「共通科目」「専門科目」を配置する。
2.高い倫理観を養成するとともに、スポーツ・健康分野における種々の課題を適切な手法を用いて分析するために、「基礎科目」「研究科目」を配置する。
3.専門性の高い知識・技能を基盤にした指導力を養成するための科目として、「専門科目」に「コーチング特論」「地域ヘルスプロモーション特論Ⅱ」「保健体育科教育特論Ⅰ」「保健体育科教育特論Ⅱ」を配置する。
教育方法
1.「基礎科目」「共通科目」「専門科目」は講義、演習いずれかで行うとともに、発表や議論を用い、学生が主体的・能動的に学修する。
2.修士論文の作成にあたっては、研究計画に従って指導教員に指導を受け、1年次で実施する、修士論文研究テーマ発表会、2年次で実施する修士論文中間報告会で、論文審査会の助言を受けて進めていく。(※長期履修制度利用者の場合は2年次以降)
3.本研究科で行われる人を対象とした研究は、全てスポーツ健康科学研究科倫理審査委員会に申請し審査を受け、承認を得て研究を実施し、論文の作成を行う。
教育評価
1.各授業は、シラバスに示した到達目標の達成度に応じた評価方法を導入し、適正な成績評価によって単位を付与する。
2.修士論文は、口述試験と評価ルーブリックにより審査・評価する。
3.2年間の学修成果は、基礎科目(必修)、共通科目、専門科目、特別研究(必修)によって行い、総合的に評価する。
担当教員
職階 position | 氏名 name | 備考 |
---|---|---|
教授 Professor | 奥本 正 Tadashi Okumoto | 兼務 |
教授 Professor | 高瀬 幸一 Koichi Takase | 兼務 |
教授 Professor | 小川 寿美子 Sumiko Ogawa | 兼務 |
教授 Professor | 吉武 裕 Yutaka Yoshitake | 兼務 |
教授 Professor | 樋口 京一 Kyoichi Higuchi | 兼務 |
教授 Professor | 金城 昇 Noboru Kinjo | 兼務 |
教授 Professor | 高倉 実 Minoru Takakura | 兼務 |
教授 Professor | 大峰 光博 Mitsuharu Omine | 兼務 |
上級准教授 Senior Associate Professor | 玉城 将 Sho Tamaki | 兼務 |
上級准教授 Senior Associate Professor | 小賦 肇 Hajime Obu | 兼務 |
准教授 Associate Professor | 神田 奈津子 Natsuko Kamida | 兼務 |
准教授 Associate Professor | 濱本 想子 Aiko Hamamoto | 兼務 |
准教授 Associate Professor | 神谷 義人 Yoshito Kamiya | 兼務 |
教授 Professor | 渡慶次 正則 Masanori Tokeshi | 兼務 |
准教授 Associate Professor | 本村 純 Jun Motomura | 兼務 |
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