沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

国際学部国際観光産業学科(2023/4~)大学紹介

国際学部国際観光産業学科の三つのポリシー

 国際観光産業学科は、観光産業および地域振興における社会的ニーズに対応し、多様化する問題・課題のマネジメント能力をそなえ、地域社会および国際社会に貢献できる実践力のある人材を養成します。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与方針)

 国際観光産業学科は、以下の能力を身につけた学生に学士(国際観光産業学)の学位を授与します。

  1. 豊かな教養、深い専門性、高い倫理性
  2. 地域社会や国際社会の課題に取り組み、継続して探求する力
  3. 自由な発想で課題を発見し、批判的・論理的・多面的・総合的に思考し、解決する力
  4. 多様な視点を尊重し、自らの考えをわかりやすく表現し、他者と協力する力
  5. 社会の変化に対応し、地域社会や国際社会において観光産業の発展、ひいては社会の進歩に貢献する柔軟性と行動する力
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)

 ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与方針)であげた能力を育成するため、以下の方針に沿ってカリキュラムを編成します。

  1. 豊かな教養と高度な専門知識を統合し、グローバル化に対応できるコミュニケーション力、数理的分析力、ICT活用力、現代社会の諸問題を解決する能力を身に付けるために、全学共通の教養教育科目を配置し、42単位以上履修させる。幅広い教養、高い倫理性を身に付けるために、42単位以上履修させる。
  2. 専門基礎科目として、文学や言語をはじめ、歴史や文化などを理解するための科目に加えて、社会の仕組みや、人間社会においての役割や機能を理解する科目、情報、環境保全、沖縄の天然記念物を理解する科目を置き、2年次修了時に中間評価を行う。
  3. 専門性を深めるために専門発展・応用科目を置く。専門発展・応用科目は次の7つの科目区分から構成する。

①観光地の形成・運営について総合的に考察し、地域社会と観光振興のバランスを踏まえた公共の福祉の充実を目指し、行政・経済・法律などの社会科学分野を中心にマクロ的に学ぶ観光地形成科目を配置する。

②多様化する現代社会の諸課題に対してマネジメントできる人材を育成するため、広く企業や組織の運営に関するヒト・モノ・カネ・情報の観点から学ぶ観光経営科目を配置する。

③地域における自然環境や歴史文化の有用性を考察し、地域社会の自然・文化を活用した持続可能な観光振興のあり方を学ぶ観光文化・環境科目を配置する。

④国際観光にかかる制度や動向、外国語、海外の歴史を学ぶ国際観光科目を配置する。

⑤専門教育で学んだ知識・スキルを社会の実践の場で応用し、課題発見・解決力を身に付けるため、実践科目を置く。具体的には、3年次を対象とした「インターンシップⅠ・Ⅱ」や「海外インターンシップ」、「ホテル実務」、「観光関連実務」を配置する。

⑥心身の再活性化を図るスポーツ・ウェルネス(観光)に関する科目を配置する。

⑦時代の要請に応じたテーマについて、多彩な授業形態による特別講義を開講する。

4. 専門知識や技術を統合した学びを深める演習科目を配置する。さらに学びの集大成として卒業研究に取り組み、卒業研究評価ルーブリックをもとに学習成果を評価する。

アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

国際観光産業学科の教育目標を達成するために、入学を希望する人には以下のことを求めます。

  1. 強い学習意欲を有し、主体的かつ継続的に、他者と協力して取り組む姿勢を持っていること
  2. 社会の問題や課題について、基本的な学習スキルの活用及び多角的な情報収集に基づき、自らの考えを多様な方法で表現できること
  3. 国際観光産業学科の特徴を正しく理解し、高等学校教育における教科の内容をバランスよく修得していること
入学者選抜方針

 国際学部(国際文化学科、国際観光産業学科)では、「学力の3要素」(「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)を踏まえたアドミッション・ポリシーに従って入学生を選抜します。全ての入学志願者に対して「志願する学科の特徴を正しく理解していること」を求めますが、入学志願者が自らの強みを発揮できるように、以下による多様な入学者選抜を行います。

総合型選抜  総合型選抜では、志願者が「豊かな個性と強い学習意欲を有し主体的に取り組む姿勢を持っていること」を特に重視します。
 書類審査、個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
学校推薦型選抜  学校推薦型選抜では、志願者が「基本的な学習スキルを活用し、他者との対話や議論を通して、現代社会の課題を理解・分析したうえで、自らの考えを多様な方法で表現できること」を特に重視します。
 出身高等学校長の推薦に基づき、書類審査、個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
一般選抜
前期日程
(A方式・B方式)
 一般選抜では、志願者が「高等学校教育における教科(英語、数学、国語、理科、社会等)の内容をバランスよく修得していること」を特に重視します。
 前期日程では、大学入学共通テスト、書類審査、個別学力検査※1、個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
一般選抜
後期日程
 一般選抜では、志願者が「高等学校教育における教科(英語、数学、国語、理科、社会等)の内容をバランスよく修得していること」を特に重視します。
 後期日程では、大学入学共通テスト、書類審査、個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
特別選抜  特別選抜は、社会人特別選抜、帰国生徒特別選抜、外国人留学生特別選抜に区分し、それぞれの経験が強みとなっている入学者を選抜します。
 特別選抜では、志願者が「基本的な学習スキルを活用し、他者との対話や議論を通して、現代社会の課題を理解・分析したうえで、自らの考えを多様な方法で表現できること」を特に重視します。
 個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
 なお、外国人留学生特別選抜への入学志願者には、日本語能力試験N2以上、または日本留学試験の「日本語」250点以上の日本語能力を求めます。
編入学試験  編入学試験では、志願者が「編入学後の学習・研究活動に必要な課題理解力・分析力・表現力をもっていること」を特に重視します。
 個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
 なお、外国人留学生が出願する場合、日本語能力試験N1、または日本留学試験の「日本語」280点以上の日本語能力を求めます。

※1個別学力検査:教科・科目や総合問題による学力検査   ※2個別試験:小論文、面接等

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