沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

国際学部国際文化学科(2023/4~)大学紹介

国際学部国際文化学科の三つのポリシー

 国際文化学科は、沖縄県が持つ地理的・歴史的・文化的特性を活用し、多文化理解力、高い日本語能力、英語をはじめとする外国語の実践的運用能力を身につけ、地域社会および国際社会で活躍できる人材を養成します。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与方針)

 国際文化学科は、以下の能力を身につけた学生に学士(国際文化学)の学位を授与します。

  1. 豊かな教養、深い専門性、高い倫理性
  2. 地域社会や国際社会の課題に取り組み、探究し、学び続ける力
  3. 自由な発想で課題を発見し、批判的・論理的に思考し、解決する力
  4. 多様な視点を尊重し、自らの考えをわかりやすく表現し、他者と協力する力
  5. 高度な言語運用能力と多文化理解力、問題解決能力と創造力を兼ね備え、地域社会や国際社会に貢献する力
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)

 ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与方針)であげた能力を育成するため、以下の方針に沿ってカリキュラムを編成します。

  1. 幅広い教養、高い倫理性を身につけるために、全学共通の教養教育科目の全ての科目群に必修・選択科目を設定し、42単位以上履修させる。
  2. 専門性を支える専門基礎科目として、言語・歴史・思想など人間の文化的営為について理解する科目に加えて、経済をはじめとする社会の諸事象について理解する科目、情報や環境など人間の活動を取り巻く課題について理解する科目を配置し、2年次修了時に中間評価を行う。
  3. 専門性を深めるために専門発展・応用科目を置く。専門発展・応用科目は次の7つの科目区分から構成する

①沖縄や日本の歴史・文化・社会・宗教などを通して自らが生活する地域への理解を深める地域文化系科目を配置する。

②アジアや中南米の歴史・文化・社会・言語などを通して多文化理解に資する国際文化系科目を配置する。

③国際社会の現象やシステムを政治経済・外交安全保障・国際協力・国際機構・国際法などの視点から学び理解を深める国際学系科目を配置する。

④英語圏の文学・歴史・文化、英語学、言語学の知識を学び、実践的な英語運用能力を養う英語・英語文学系科目を配置する。

⑤日本語の歴史や特質についての深い理解力、言語文化についての幅広い知識と読解力を養う日本語・日本文学系科目を配置する。

⑥専門教育で学んだ知識・スキルを活用し、課題発見力、課題解決力を身につけるために実践科目を置く。

⑦時代や社会の要請に応じたテーマを扱う特別講義を開講する。

4.専門知識や技術を統合した学びを深める演習科目を配置する。さらに学びの集大成として卒業研究に取り組み、卒業研究評価ルーブリックをもとに学習成果を評価する。

アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

国際文化学科の教育目標を達成するために、入学を希望する人には以下のことを求めます。

  1. 豊かな個性と強い学習意欲を有し、主体的に取り組む姿勢を持っていること。
  2. 基本的な学習スキルを活用し、他者との対話や議論を通して、現代社会の課題を理解・分析したうえで、自らの考えを多様な方法で表現できること。
  3. 国際文化学科の特徴を正しく理解し、高等学校教育における教科の内容をバランスよく修得していること。
入学者選抜方針

 国際学部(国際文化学科、国際観光産業学科)では、「学力の3要素」(「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」)を踏まえたアドミッション・ポリシーに従って入学生を選抜します。全ての入学志願者に対して「志願する学科の特徴を正しく理解していること」を求めますが、入学志願者が自らの強みを発揮できるように、以下による多様な入学者選抜を行います。

総合型選抜  総合型選抜では、志願者が「豊かな個性と強い学習意欲を有し主体的に取り組む姿勢を持っていること」を特に重視します。
 書類審査、個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
学校推薦型選抜  学校推薦型選抜では、志願者が「基本的な学習スキルを活用し、他者との対話や議論を通して、現代社会の課題を理解・分析したうえで、自らの考えを多様な方法で表現できること」を特に重視します。
 出身高等学校長の推薦に基づき、書類審査、個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
一般選抜
前期日程
(A方式・B方式)
 一般選抜では、志願者が「高等学校教育における教科(英語、数学、国語、理科、社会等)の内容をバランスよく修得していること」を特に重視します。
 前期日程では、大学入学共通テスト、書類審査、個別学力検査※1、個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
一般選抜
後期日程
 一般選抜では、志願者が「高等学校教育における教科(英語、数学、国語、理科、社会等)の内容をバランスよく修得していること」を特に重視します。
 後期日程では、大学入学共通テスト、書類審査、個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
特別選抜  特別選抜は、社会人特別選抜、帰国生徒特別選抜、外国人留学生特別選抜に区分し、それぞれの経験が強みとなっている入学者を選抜します。
 特別選抜では、志願者が「基本的な学習スキルを活用し、他者との対話や議論を通して、現代社会の課題を理解・分析したうえで、自らの考えを多様な方法で表現できること」を特に重視します。
 個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
 なお、外国人留学生特別選抜への入学志願者には、日本語能力試験N2以上、または日本留学試験の「日本語」250点以上の日本語能力を求めます。
編入学試験  編入学試験では、志願者が「編入学後の学習・研究活動に必要な課題理解力・分析力・表現力をもっていること」を特に重視します。
 個別試験※2により、入学志願者の能力・意欲・適性、志願する学科の理解度等を多面的・総合的に評価・判定します。
 なお、外国人留学生が出願する場合、日本語能力試験N1、または日本留学試験の「日本語」280点以上の日本語能力を求めます。

※1個別学力検査:教科・科目や総合問題による学力検査   ※2個別試験:小論文、面接等

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