沖縄の公立大学 名桜大学(沖縄県名護市)

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名桜大学RESAS研究会Aチーム・名桜大学ヘルスサポートplus happinessチームが「地方創生☆アイデアコンテスト2020」で内閣府沖縄総合事務局長賞・経済産業部長賞を受賞

掲載日:2021年1月26日お知らせ , スポーツ健康学科 , 受験生向け , 在学生向け , 教育・研究活動レポート

 令和2年12月5日(土)、内閣府沖縄総合事務局にて地方創生☆アイデアコンテスト2020の表彰式が行われ、大学生以上一般の部で名桜大学RESAS研究会Aチームが「内閣府沖縄総合事務局長賞」、名桜大学ヘルスサポートplus happinessチームが「経済産業部長賞」を受賞しました。
 内閣府が開催する地方創生☆アイデアコンテストは、地域経済分析システム(RESAS:リーサス)を活用して地域を分析し、地域を元気にする政策アイデアを提案する大会です。地方創生に貢献しうる政策アイデアを表彰することで、その存在を広く社会に伝えるとともに、地域の特性や実情に応じた政策アイデアの創出や実現を促進することを目的に開催されました。

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(左)名桜大学RESAS研究会Aチーム(右)名桜大学ヘルスサポートplus happinessチーム


名桜大学RESAS研究会Aチームの受賞について

 名桜大学RESAS研究会Aチームの政策アイデアは「国産コーヒーをあなたに やんばるOWNER'S COFFEE」です。名桜大学が位置する名護市を対象にコーヒーの木をオーナー制にし、管理費としてサブスクリプションモデルを活用して、ホテルがコーヒー農園を経営するというアイデアです。
 ホテルが収穫時期である冬季にコーヒーの収穫体験プログラムを行うことで、冬季の観光客数の増加、農業の付加価値額の増加、地域産業の創出といった地域への波及効果を目標としています。
 RESASから得た名護市における強みと課題を元に、国内で沖縄と小笠原諸島しかコーヒー豆が栽培できないという希少性とコーヒー市場の特異性を生かしたアイデアです。どのように経営をしていくことで持続可能なプランとなり、全国から人を誘致できるかということを考え、提案しました。今後は受賞したアイデアをより魅力的なものへと改善をしていきたいと思います。

報告:岡 尚哉(経営専攻3年次、神戸市立神港高校出身)

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名桜大学RESAS研究会Aチーム

岡 尚哉(再掲)
新垣 大輝(経営専攻3年次、沖縄県立知念高校出身)
脊川 颯栞(経営専攻3年次、広陵学園広陵高校出身)
知名 涼也(経営専攻3年次、沖縄県立知念高校出身)
德田 慶秀(経営専攻3年次、長崎県立松浦高校出身)



顧問 総評

 名桜大学RESAS 研究会は、国際学群経営専攻の3年次の学生を中心に、国際学群の2―4年次の学生10人が2チームに分かれて「地方創生☆政策アイデアコンテスト2020」に応募しました。今年度は、対面授業と遠隔授業を同時に行うハイブリッド型授業で培ったノウハウを生かし、様々なオンラインツールを用いてグループでの議論を重ね、名護市を活性化するための政策提案で受賞することができました。また、授賞式の後には、提案内容に対して行政や企業の方からの反応が多数寄せられており、今後一緒に活動していきましょう、というお話をいただきました。
 受賞者を代表して岡君は「これからも学ぶ姿勢を持ち続け、データに惑わされず、データを活用できる人材となって地域に貢献していきたい」と挨拶しました。今回のコンテストへの参加をきっかけに、学習意欲が高まっています。今後も学生達の知的探究心を理論と実践の両面から刺激し、深い学びにつながるよう、サポートしていきたいと思います。

報告:名桜大学RESAS研究会 顧問 草野 泰宏(経営情報教育研究学系 准教授)



名桜大学ヘルサポplus happinessチームの受賞について

 ヘルサポplus happinessチームは、コロナ禍で通常の健康支援活動ができない中において新しい創造を産み出すことを目的としてヘルサポ内で結成されたチームです。そこで今回チャレンジしたのが、内閣府が主催する「地方創生☆アイデアコンテスト2020」でした。応募した政策アイデアは、大宜味村の生産性と旧道の駅を題材とした「再興×おおぎみ"でーじ最高"withぶながやプロジェクト〜Farmerと旧道の駅を繋ぐ架け橋〜」でした。健康支援とは異なる領域でもありアイデアを練ることは決して容易ではありませんでしたが、「内閣府沖縄総合事務局経済産業部長賞」を受賞することができ、歯痒い日々を送っていた中で、ひとつのことを成し遂げられたという事実は、私にとって大きな自信となりました。これを機に、今後も地域、社会に目を向け自分にできることを積極的に行っていきたいと考えます。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

報告:濵﨑 優希(国際学群2年次、長崎県立松浦高校出身)

 「地方創生☆アイデアコンテスト2020」にチャレンジするにあたって、最初は普段健康支援を学んでいる私達が、経済分野からどのようなアプローチができるのか不安がありました。しかし、調べるにつれ、今までとは違う視点から大宜味村を見ることができ、より一層大宜味村への理解を深めることができました。また、大宜味は長寿の村でもあり、改めて生活の中に健康があるということをこの機会を通して学ぶこともでき、今後も守っていくべきものであると再認識することができました。とても貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

報告:坂本 渚(スポーツ健康学科2年次、石川県立金沢桜丘高校出身)

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名桜大学ヘルスサポートplus happinessチーム

垣内 日向(スポーツ健康学科3年、大阪府立三島高校出身) 
足立 美沙(スポーツ健康学科3年、大分県立竹田高校出身)
星 伶奈(観光産業専攻3年、東京都立大島海洋国際高校出)
坂本 渚(再掲)
濵﨑 優希(再掲)
照屋 凜(国際学群2年、沖縄県立糸満高校出身)


顧問 総評

 新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、学内・学外でのヘルサポの活動が大きく制限される中で、コロナ禍においても止まることを決して恐れず何か新しいことにチャレンジさせるために、今回ヘルサポ内に「plus happinessチーム」を立ち上げました。その一つが、内閣府が行なっている「地方創生☆アイデアコンテスト2020」に応募することでした。当初は健康・福祉政策に関連した内容でチャレンジする予定でしたが、調べを進めるうちにRESASのビッグデータ上にまだ健康・福祉政策の分野のデータが十分でないことが明らかになり、急遽内容を経済政策の内容に変更を行い、大宜味村の農家と旧道の駅を生産性(付加価値)の面から課題を掘り下げ、ユニークなアイデアで双方を繋げていくという内容でした。ヘルサポが経済・・・と皆さんはきっと驚きかと思いますが、これも学生たちが教養演習や専門科目でしっかりと学びの素養を磨いてきたことが、分野の違う内容にも果敢に取り組めたものと思います。今後は、これまでの通常の健康支援は元より、更なる新しいヘルサポの取り組みにもチャレンジしていきたいと考えます。

報告:名桜大学ヘルスサポート顧問 高瀬 幸一(スポーツ健康学科 教授)




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