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第2回看護学科FD研修会「未来につながる、アクティブラーニング〜見える、つながる、広がる学生の学び〜」を開催しました

掲載日:2017年2月27日お知らせ , 教育・研究活動レポート

 平成29年2月13日(月)、学生会館SAKURAUM6階スカイホールにて、看護学科FD委員会主催、リベラルアーツ機構共催のもと第2回看護学科FD委員会「未来につながる、アクティブラーニング~見える、つながる、広がる学生の学び~」が開催されました。講師は、京都大学高等教育研究開発推進センター教授の溝上慎一氏で、2時間の講演と1時間の情報交換会が行われました。参加者は、看護学科、スポーツ健康学科、国際学群、リベラルアーツ機構、県内の看護学校、実習病院、教職課程の学生など約70人でした。
 講演では、アクティブラーニング型授業づくりの基礎、なぜアクティブラーニングが必要なのか、大学教育におけるアクティブラーニングとは、アクティブラーニング型授業を進めるときに起こる問題点について話されました。ペアワークや時間管理の方法、「個-協同-個」の学習サイクル、ワークシートの活用方法など、具体的に体験を通して学ぶことがでました。参加者の感想では、「視覚化・共有化の大切さがよく理解できた。全員参加させることの重要性も理解できた」、「今までどのように授業を組み立てたら良いか悩んだこともあったが、講義を聴いて、学生が主体的になる授業を考えていけそうだと思った」、「アクティブラーニングのような活動を実際に取り入れたつもりでいたが、足りないところ、欠けているところなどがわかった」などがあり、講演を聴きながら自らの授業の振り返りやアクティブラーニング型授業の導入への動機づけとなっていました。
 アンケートの結果、2時間という講演会でしたが、時間的に長いと感じた人はなく、ちょうどよいが67%、やや短いが19%、短いが2%、やや長いが5%でした。また、満足度については、満足が76%、やや満足が20%、ふつうが4%でした。今回の研修は、アクティブラーニング型授業の理解を深めるとともに、実践への大きな一歩となりました。
報告:松下聖子(看護学科上級准教授、看護学科FD委員)
講義を傾聴する受講者 溝上氏による講義

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